新型コロナウィルスの感染の発生と拡大につきまして、入居者様ならびにご家族にはご心配をお掛けし、誠に申し訳ありません。

また、このホームページでの報告が遅れてしまい申し訳ありませんでしたが、新たな感染者は第六報でお知らせして以降は確認されておりません。

職員に関しては毎週PCR検査を行っており、全職員の陰性を継続しています。

しかしながら、入院加療中の入居者様もいらっしゃり、職員一同、心よりご回復をお祈り申し上げます。

発生日よりすぐに、杉並保健所・杉並区介護保険課の皆様に介入いただき、度重なるご指導を受け、全力で感染拡大防止に当たり、事態の収束に取り組んで参りました。しかし、力が及ばずに感染が拡大してしまいました。

7月以降も引き続き杉並保健所・杉並区介護保険課のご指導を受けながら、感染防止対策の見直しと検証を繰り返し、対策の強化と定着に取り組みました。

またこの間、感染の経緯を振り返り検証するカンファレンスを複数回行いました。感染経路の特定には至りませんでしたが、新型コロナウィルスの感染力、感染拡大の原因の可能性、感染対策の検証、入居者様とご家族の思い、私たちの役割などについて話し合いの場を持ち、今後の新たな具体的な改善策を考え、共有しました。

この度は皆様方に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしてしまったことを重ねてお詫び申し上げます。入居者様の安全を確保し、安心して過ごしていただけるよう、今後も職員一丸となって取り組んで参ります。引き続き、ご理解ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和3年7月31日

施設長　井上　薫