特別養護老人ホーム、「山河」も早いもので今年９月には開設３年目を迎えます。

2019年9月の開設より数か月後、翌2020年1月末には当初、原因不明のウイルス（のちの新型コロナウイルスの蔓延）により、施設外活動（外出レクリエーション・外食レクレクリエーション）また外部ボランティア活動等の誘致・招待とすべて行えない状況に置かれてしまいました。想い起せば、新型コロナウイルスが蔓延する数か月間、わずかな期間、隣接する大手ファミリーレストランへの「外食レクリエーション」、が開所後当時、唯一の外出レクとなり、もっともっと企画・実施できたのではと悔やまれるばかりであります。

現在に至ってもけして気を緩めることができない現状、入居者様に置かれましても「いつになったら気軽に家族と面会できるの！？」「いつになったら買い物へ行けるの？」と問われ、「もう少しの辛抱ですよ」と、言葉を濁す毎日です。

各ユニットでは、毎日とはいきませんが、せめて外食の雰囲気だけでも味わって頂きたく、感染対応、食事をす環境に配慮の元、「寿司」を食べるレクリエーション、戦後生まれの方にはハンバーガーを、大手ファミリ―レストランの洋食ランチを、とバリエーションに富んだ、コロナ禍ゆえに発展したテイクアウト産業での 飲食を楽しんで頂いております。

今回は、改めてではありますが、面会制限等でなかなかご案内出来ない、特別養護老人ホーム「山河」施設内をご案内いたします。

1階、正面玄関、右に事務室があり、入居者様・ご家族の皆様方をまず初めにお迎えする入口となっております。

向かって正面には、ウェイティング・スペースがあり、密にならない様、ソーシャルディスタンスを保ちながら、また飛沫を防ぐためアクリルパネルを用意、時間制限を設定させて頂いていますが、こちらが面会スペースとなっております。現在は限られた状況でありますが、こちらのスペ ースにてご家族と入居者様が飲食がとれるよう、給湯関係のご用意、食器類・及び書籍・鑑賞DVD等ご用意があります。ご面会の際には、ご家族団らん場所とし過ごして頂けたならば幸いです。

1階にはショートステイ、また併設して看護小規模多機能型居宅サービスのご用意があります。

２階～４階にはユニット型特別養護老人ホーム、とし２AB、２CD、３AB、３CD、４AB、４CD、と各ユニット２４室・６ユニットにて運営しております。お一人様、一つの居住スペースと各ユニット・それぞれ特色のある住環境を整備しております。

また特別養護老人ホーム「山河」では外出時、他病院等への受診等に使用する介護車「日産・キャラバン」を2台、また近隣への送迎・及びクリニック等への受診等に、軽ワゴン３台のご用意があります。新型コロナウイルス蔓延以前には、介護車「キャラバン」にて入所者様と共に近隣へ、お花見に行ったことも。一日も早く「新型コロナウイルス」が収束へ向かい、以前の様に野外活動が出来る日を心より願うばかりです。

ご面会の御家族様に際しましても、十分な駐車スペースを完備しております。

また環状八号線・井の頭通り沿いと立地にも恵まれ、お車でお越しの際にも、交通の便にも優れております。電車でお越しの際には、京王電鉄・井の頭線「高井戸駅」から徒歩７分、と京王高井戸駅周辺には郵便局・三菱東京UFJ銀行のATM・大手スーパー「京王ストア」「オオゼキ」とあり、「山河」の南側には「オリンピック」があり差し入れの品・入所時必要な物品等、何かの時に困りません。またJR荻窪駅からのバス停も近くにございます。

施設周囲の環境もよく、住宅街にあり、道をゆけば古くからの東京の「風街」の面影が漂います。ご入居者様も近辺の方が多く、ご自宅からの延長として、そして昔からのご近所同士のお付き合いの延長として、特別養護老人ホーム「山河」に入所される方も多いように思えます。