秋月のブログ

施設のブログ:山河

2022/05/25

「特養山河」・改めて施設のご案内(その④・個浴/中間浴)

前話に続き「特養山河」のご入浴、今回は「個浴/中間浴」をご紹介致します。

個浴」とは「ご自身でご入浴、もしくは軽介助にてご入浴が可能な方」が、ご利用されるお風呂です。入浴環境として浴室内周囲に介助バー設置、浴槽の横にも「可動式」の介助バーを備えております。

 

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基本的に「浴槽に入る際に、ご自身もしくは介助者の一部軽介助で、浴槽をまたぐことが出来るか否か」、で個浴対応となります。もちろん評価は当施設の理学療法士が初回入浴で評価いたします。

 

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ご入居者様お一人の入浴に際し、当施設職員1人のマンツーマン対応。同性介助の希望ある方にも適宜対応しております。機械浴同様、週二回入浴、概ね30分の入浴時間設定、湯温調整ももちろん可能でございます。可能な限りご本人に希望に沿ったご入浴を提案、浴槽に浸かる事でリラックスして頂けるよう努めております。

 

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こちらは「中間浴」となります。「つかまり立ちが可能である入居者様で、ある程度ご自身で立位・座位保持が出来る方」「麻痺等のある入居者様で、介助にて立位・座位保持が出来る方」が対象となります。

 

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「個浴」との大きな違いは「ご自身で浴槽をまたぐことなく、中間浴・機械の介助イスごと浴槽に入る事が出来る」事です。写真の様に中間浴・浴槽脇には「レール」が設置されており、介助イスと浴槽部は分離が可能。洗髪・体幹の洗浄時には介助イスは分離して使用し、入浴の際に浴槽脇に設置の「レール」部と結合。昇降しながら、イスごと浴槽に浸かれる仕組みになってります。

 

 

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何かの時には介助イス本体に「非常ボタン」も設置されており、また浴室内にも「呼び出しボタン」が設置されております。これにより、ユニット職員室のコール本機、また職員が常に持参している2台の医療用PHSへ連絡が入る設定となっております。「個浴」槽に比べてやや横幅は狭くなりますが、入浴の浮力により入浴体勢がズレぬよう、介助イスには体幹ベルトと、下肢のフットレストを使用、体幹の傾きやずり落ちを心配することなく安心してご入浴頂けます。

個浴同様に週二回入浴、概ね30分に入浴時間設定。こちらも介護職員1名によるマンツーマン対応となっております。ご入居様が入居された際に、「個浴」入浴か「中間浴」入浴かの判断も、理学療法士の評価の下、判断しております。

接続する脱衣室には扇風機・冷暖房も完備。温度管理もさることながら、慌てることなく、入浴後の汗が引くのを待って帰室できるための、入浴時間へも配慮しております。季節折々の入浴形態「しょうぶ湯」「ゆず湯」なども今後お試しで楽しめて頂けたならばと考えております。