9月23日、敬老の日のお祝いの演奏のために、
上久保睦太鼓の皆様がいらっしゃって下さいました!
去年の秋月祭から1年ぶりのご来所です。
秋月祭ではユニットを一つひとつ回って下さり、
圧巻の和太鼓演奏を披露して頂きましたが、
「音が大きくて怖い!」
「耳が痛くなりそう…」と
ユニットのリビングの狭い空間では、
繊細な方々にはちょっと刺激が強かったようです。
そこで、今回は5階の秋月ホールでの演奏をお願いすることに致しました。
「和太鼓なんてめったに聴けないね。」
「お祭りのお囃子を思い出すね。
もうすぐ氷川神社のお祭りだけど、また行きたいねぇ。」
余談ですが、実はその氷川神社のお祭りを通じた職員のつながりで、
秋月で演奏して頂くに至っております。
地域色を感じるご縁ですね。
さて、利用者様も沢山秋月ホールに集まられ、興味津々。
雷が轟くかのような迫力のある和太鼓ですが、
耳の遠い方にもよく聴こえます!
去年の演奏では、周囲の刺激に反応されることの少ない寝たきり方が、
太鼓の演奏が始まると
目を真ん丸に見開いて驚いた表情を浮かべられていたことがありました。
「耳が遠いから…」と
いつもは音楽系のイベントを敬遠される方も、
職員に勧められていらっしゃって下さり、
神妙な面持ちで威勢のいいステージを見つめています。
去年も来てくれた中学生のお兄さんたちに加え、
今日はちびっこメンバーも参戦!
神事で奉納されることもあるという上久保睦太鼓、
確かにどこか神々しい雰囲気を感じさせます。
「何だろう、涙が出てきちゃった。」と
目頭を押さえている方もいらっしゃいました。
「やっぱりプロだねぇ、あたしたちのときと全然違う!」と
感心されているのはK様。
ステージが始まる少し前の待ち時間に、
ボランティアさんのご厚意でちょっとだけ和太鼓に触らせて頂いたのです。
「凄いもんだねぇ~、魂を感じるね。」とF様、
音だけでなく振動を感じ、
やや緊張した面差しでじっと演奏に聴き入るA様。
利用者様の反応は様々でしたが、
一糸乱れぬ圧巻のパフォーマンスに
会場には割れんばかりの拍手でした。
次回公演は3月でお願いしています。
スケジュールに都合をつけて、またぜひ秋月で素敵な和太鼓をご披露下さいね!
上久保睦太鼓の皆様、
本当に有難うございました。
またお待ちしています!