2月1日(水)、2日(木)、3日(金)の三日間、中学二年生、職場体験の受け入れをしました。
今回は来てくれた中学生に
「楽しかった!」
と思ってもらえること。それを目標にしプログラムを検討しました。
2月1日(水) 一日目
☆オリエンテーションから始まりました。
施設内見学を兼ねて、あいさつに回りました。利用者様との挨拶から
コミュニケーションの始まりです。
☆高齢者体験です。
車いすの名称や、使い方、介助の仕方等の研修をした後に、車いす体験を
してもらいました。
操作に苦戦し、ぶつかり合うことも・・・。
段差の移動の仕方や、エレベーターでの移動の仕方などの演習もしました。
次にシニアポーズを装着し高齢者疑似体験をしてもらいました。
このほかに難聴体験や、白内障の方の目の見え方体験もしてもらいました。
☆午後からは自分史つくりの研修です。
自分たちの生まれた時から、また、30歳までの未来予想図を書いてもらいました。
職員も20代代表、30代代表、40代代表でそれぞれ書きました。
仕上がった後は自分の年表を見ながらの発表を行いました。
中学生3人の一番心に残ることは修学旅行や部活動で賞をとったことですと聞けました。
ほかに、将来の夢も聞けました。
未来を予想する素晴らしさを個人的には感じました。
午前中はコミュニケーションをとる上で、注意することや利用者様の難聴や、
早口で話すとわかりにくいことなどを理解してもらえるような研修内容でした。
次に利用者様の疑似体験を行い、利用者様の身体の状態を理解してもらいました。
午後からの自分史では、まず、自分の年表を作成し、自分のことを理解してもらい、
その後の利用者様の年表を作るに当たり、どんなことを聞き取りしたらいいのかを
検討してもらいました。
二日目の利用者様とのコミュニケーションの為に、研修や自分史作りを行い、
事前準備をしてもらった形になります。
コミュニケーションをとることの難しさは私たち職員がよくわかっています。
コミュニケーションを円滑にするために、自分史を作成し、聞き取る「お題」を
学生さんに探してもらいました。
そうすることで、世代が違う利用者様と学生さんですが、何か共通の話題ができるようにと
思ったわけです。
利用者様の生きてきた時代と今の時代との違いも理解してもらうという目的もありますが・・・。
コミュニケーションがどうなったのかは「中学生職場体験二日目」をご覧ください。