2016年12月22日 木曜日 PM19:30 パークウエストンホテル 1Fボールルーム
川内グループ合同忘年会が開催された。
今回は200名近い出席者の笑顔が出来るまでを考えてみた。
今回初めて幹事役を務めたのだが、正直面倒な裏方作業は経験した者にしかわからない。
ケーキをテーブルに運ぶか否かでも複数の決裁が必要なのだ。
今回はその苦労を知る事ができた。
そんな中、2つのプロの仕事が気になった。
司会者とホテルの音響担当だ。
司会は、Announce Group Kind 代表 平木彰子氏に毎年担当して頂き、今年もお世話になった。
翌日からの3連休に雨も重なったこの日、道路は渋滞し2台の送迎バスは到着が遅れていた。
開始時刻が遅れ、更に宴の最中でも予定していた人がいないとか、
準備物が足りないとか想定外も発生する。
そんな中、プロの仕事が光っていた。
急遽、機材のセッティングをする時間に合わせ、
『ちょっと時間もある様なのでインタビューしてみましょう。』
これから余興を演じる方に話しかけ場をつないでいる。
宴もたけなわになると、普段クールな方も饒舌になりマイクパフォーマンスがスタートする。
そんな場面でもコントの様な掛け合いで、時間を気にせず場を盛り上げる。
『送迎バスの発車を遅らせましょうか?』
ホテルが時間を気にして提案してくれました。
元々時間はタイトなスケジュールな筈。
でしたが・・・・
終わってみれば終了時間ピッタリになっていた。
音響は簡単な打ち合わせだけで、場に相応しい曲がチョイスされ
会話の邪魔にならない様にボリューム調整を行う細かな配慮が随所に感じられた。
2つ共、取り分け凄いというものでは無く、当然だろうと思われる内容かもしれない。
これらは、参加者からすれば『 当たり前 』という意識だろう。
しかし、この当たり前の事を普通に当たり前として行う事が正にプロの仕事だと感じた。
司会の平木氏は、進行しながらも見えない所で細かに時間を計り長年の経験や勘だけでなく
地道な作業を確実にこなしている様に見えた。
みんなの笑顔は料理やお酒、余興だけでなく当たり前のプロの仕事に支えられての事だと実感した。
では、自分たちの仕事はどうなのか?
少し考えさせられた忘年会だった。