秋月のブログ

施設のブログ:秋月

2018/11/30

本格JAZZ コンサート! 堀内様が楽団を率いてやってきて下さいました♪

それは10月23日のこと……

ピンと糊がきいた白いシャツと黒いスラックスを

粋に着こなしたロマンスグレーの一団が秋月にやってきました。

それぞれに大きな荷物を持ち、

会場に組み立てていくのは本格的なコンサートさながらの譜面台。

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一体何が始まるのか!?と、

職員もそわそわと何度もリハーサルを覗きに行ってしまいました。

実はこの日、秋月にご入所のT様のご親族の御計らいで、

お誕生日の月に、本格的なJAZZバンドを招いてのコンサートを開催することとなったのです!

プロでステージに立つ奏者の方、アマチュアの方と様々とのことでしたが、

準備の様子だけを拝見していても、

皆様ステージ慣れしている相当な手練れである様子が伺える立ち居振る舞い。

ドラムセットまでも自前でご持参下さり、

秋月ホールはあっという間にコンサート会場に早変わり。

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金管バンドは今までにも何組かご来所いただいておりましたが、

JAZZというか、

スカパラ的なライブはもしかして初めてかも???

 

実はこの日、秋月では大きな会議が予定されていたのですが、

「聴いてみたい…。」という思いを抑えきれず、

施設長や顧問も会議前に秋月ホールを覗きに来ていました。

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「洋楽には疎くてね…。」

横文字のセットリストに不安そうだった利用者様も、

いざ演奏が始まると楽しそうにスウィング!

ドラムとピアノも相まって、至近距離からの金管楽器の何とも迫力満点なことと言ったら!

 

しかし、不思議とうるささを感じさせないのは、

やはりプロの音色のなせる業かもしれません。

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ソロの見せ場では、客席から自然と拍手が沸き起こりました。

「素晴らしい演奏でございます~! 感謝感激雨あられ‼」とY様。

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「ブラボー‼」と声を張り上げて声援を飛ばす方もいらっしゃれば、

満面の笑顔や感涙で賞賛を称える利用者様も。

中でもこの日、沢山のご家族に囲まれ、

会場の誰よりも嬉しそうに、楽しそうに演奏に熱心に耳を傾けていらしたのは、

この企画のメインのお客様、T様でした。

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亡きお父様が音楽家であったというT様。

幼い頃に聴いた懐かしい曲や、

ピカピカの金管楽器やドラム、ピアノといった本格的なJAZZの生演奏、

どんなに嬉しかったことでしょう。

そして何より、

この日のためにご家族の皆様がいらして下さり、

こんな素敵な時間を共有できたこと……。

感激や嬉しさが素敵な笑顔になって溢れ出るようなT様でした。

コンサートの間中、目をキラキラと輝かせてステージを見つめていらしたT様に、

職員の胸も熱くなりました。

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堀内様、貴重なステージを有難うございました。

 

また次回があることを、

職員一同、心よりお待ち申し上げております!