秋月のブログ

施設のブログ:秋月

2015/10/22

東京都 実地検査が行われました

10/20(火)、職員一同ドキドキの東京都実地検査が行われました。この実地検査の目的は、施設等の適正な運営及び介護給付等対象サービスの質の確保並びに保険給付適正化を図るためとあります。つまり、正しくサービス提供を行っているか、正しいお金の流れをしているかを検査しに来るということで、1・2年に1度行われます。

 

写真は、会場の様子です。書類をたくさん準備していますが、検査中は山積となっていきます。今は、嵐の前の静けさといった所です。

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開設以来、今回の実地検査は秋月では2回目となります。当日は、東京都福祉保健局の職員が5名で来られ、運営管理・利用者サービス・会計経理の3部門を担当されました。

そして、それぞれの方がその専門分野の書類確認や担当職員へのヒアリング等を行いました。また、見学では、施設内のほぼ全てを見て回り、設備や環境、処遇等についても細かくご覧になり、ためになるアドバイスをして下さいました。この日は朝10時より始まり夕方まで丸1日みっちりの作業となりました。

 

午後5時頃からの講評では、厳しく指摘するような事は一切なく、正しくきっちりと運営されているといったお言葉をいただきました。これは日頃の仕事が評価されたことを嬉しく思うとともに、秋月職員が取り組んでいる方向性が間違っていないという確信を得ることができました。

 

つい先日テレビなどで老人ホームの虐待などの問題が多く報道され、同じ介護を仕事としている仲間としては心が痛く感じていました。そんな中、最近では実地検査が厳しくなっているという噂もありました。はじめての経験となる職員も多く、通達が来てから日に日に緊張が高まり、準備も大変でした。ただ一方ではそうした厳しい検査が行われることで、介護業界全体の質が維持され、介護職員の地位も向上していくはずだと思います。そしてこれから迎える高齢化社会のためにも介護職を目指す方が増えるといいなと思いました。東京都の職員も不正や間違いを正すことも当然だが、入居者様・働く職員にとって、より良い環境作りへのアドバイスができたらとおっしゃられていました。今後も、日々努力を忘れず取り組んでいかなくてはと強く感じた1日でした。