秋月にはいろいろな職員が勤めています。
女性の多い職場ですから、働くお母さんもたくさんいます。
そんな職員の、保育園のママ友のつながりで実現したのが
このハーバリウムのレクリエーションです。
ハーバリウムって何??? という方も多いでしょうか。
ドライフラワーを小さな瓶の中に配置し、
オイルで密閉して長持ちさせた置き物です。
巷の女子の間で流行っているのだとか。
これが材料!
色々なドライフラワー(同じ紫陽花でも色味の違うもので8種類くらいあったり)、
中にはドライフルーツや桂皮(シナモン)も入っていて、
なんだかおしゃれな感じ!
「きれいだねぇ~。」
「どれにしようか!」
皆様材料を見るだけで顔をほころばせ、
嬉しそうです。
「そーっと、そーっとね…壊れちゃうから…。」
慎重派のK様、指先でそうっとドライフラワーを摘まみ上げます。
自分で詰めた材料を先生に少し手直ししてもらい、
かわいいリボンを巻いて出来上がり!
「見て、できたよ~!」
リボンも、数種類ある中からご自身で選んで頂きます。
「きれいだねぇ!」
「かわいく出来上がりましたね。」
先生や職員に褒められて、皆さんとっても満足気。
ピンセットで詰める作業は、職員も少しお手伝い。
「壊さないようにね。」
「瓶はどれがいいですか?ハートの形のもあるし、細長いのも、まぁるいのもありますよ。」
この日のテーマは「1対1」!
職員と利用者様がマンツーマンになって、
手作業をしたり、対話をしたり、とにかく個別的なかかわりを持てるレクリエーションを実現したい!
ということで、初めての試みでしたが1人ずつ順番に作品作りにお誘いしました。
出来上がった作品はどれも皆個性的!
可愛らしい色合いのもの、シックなもの、大人っぽいもの、
大きなモチーフばかり集めたもの、優しい雰囲気のもの…
作風には、作った方のお人柄がよくあらわれ散るように感じました。
H様は30分ほどかけて材料選び!
本当に熱心にお花を眺め、あれでもない、これでもないと
テーブルをぐるっとご自身で自走され、
職員がびっくりするほどじっくり、じっく~りお花を選んでいらっしゃいました。
こうやって集中できる時間も、
とっても癒しの効果があるのだそうです。
「できたよ! 中々いいでしょう。」と自慢げなT様。
「ありがとう、アリが十匹~‼ きれいだね。お部屋に飾ろう!」大喜びのT様。
様子を見に来た栄養士さんや看護師さんも、
作品作りを手伝ってくれました。
「Aさん、こんなことできるんだね。」
「Bさん、凄く素敵な色合いで上手にお花を選んでいましたね。」
利用者様の新たな一面に、職員もほっこり。
1対1の時間、日々の生活の中では中々とることはできませんが、
レクリエーションをきっかけに、
じっくりお話ししてみたり、
利用者様の意外な特技や能力に気が付いたり、
そんな素敵な時間を頂きました。
東京都練馬区大泉学園 ハーバリウムサロンcielo(シエロ)
川崎先生、本当に有難うございました!