10月8日(日)、秋月ホールにて寄席が行われました!
落語の公演は以前から度々行われますが、
おむつの納品業者「ネピア」の協賛によってプロの落語家を招いて行われたもの、
今回のように、秋月の給食委託業者「淀川食品」芸防部から企画されたものなど、
外部業者さんのかかわりで実現することが多いように感じます。
ちなみに、淀川亭重々さんのご来所は、
今回が2度目です!
本格的な高座は、
介護課長F氏と事務職員S氏渾身の作!
工夫が光る秋月です。
落語の催しでは、誘導に際して、
お耳の聴こえに支障のない方、
落語の内容をある程度理解して楽しめる方など、
会場にお連れする利用者様へ職員の配慮が必要です。
しかし、毎回「行きたい!」という声も多く、
会場はご覧の大入り。
「元気だった頃には、主人とよく浅草まで観に出掛けたのよ。
亡くなった練馬区所縁の談志師匠の寄席も観たよ!」
「私はよくお友だちと通った。
余所行きのお着物を着るのがまた楽しみなのよね。」
「手品とか、紙切りとか、色物も意外と楽しいんだよね。」
思い出話にも花が咲きます。
寄席の舞台の後には、
噺家さん自ら一人ひとりへ握手に回って下さいました。
「楽しかったよ!」
「また必ず来て下さいね。」
利用者様も笑顔で応えます。
最先端の健康科学では、「笑い」には、たとえ作り笑顔であっても、
健康において色々なよい効果があることが証明されてきているそうです。
NHKの朝の連続テレビ小説「わろてんか」でも、
お笑いの世界、吉本興業の創設者がモデルとなって脚光を浴びていますね。
日常の中で心から大笑いしたり、
笑顔を交わしあえる生活というのはもちろん理想ですが、
時にはこんな笑いの専門家をお招きし、
特別な非日常感を楽しみながら、お腹を抱えて大笑い! というのも
悪くないかも。
次回の寄席も、楽しみにしています!