10月だというのに夏日、
かと思えば翌日は10℃…と寒暖の差が激しく、
健康な人でも体調を崩しそうなお天気が続きましたね。
着るものに悩む季節です…。
主婦の皆様は、
日々の献立にも頭を悩ませたことでしょう。
お鍋やシチューのようなあったかいものが美味しいかな?
と材料を買いこんだら、
いやいや、まだ早かった!と
慌てて買い過ぎた白菜を浸けたんですよ、
なんてご家族様もいらっしゃったとか。
とはいえ季節は実りの秋。
寒い日にはあったか~く煮込んだ根菜。
ビタミン、カロチン、鉄分、食物繊維などを豊富に含んだ
非常にバランスのよい秋野菜「ブロッコリー」
(一年を通してスーパーで見かけるので、
秋野菜という認識は薄いかもしれませんが…)、
ビタミンCたっぷりの「柿」等も味方につけながら、
元気にお過ごしいただきたいものです。
さて、10月の行事食をご紹介いたしましょう。
① 全国の銘菓(10/2)
福岡市 ひよこ本舗の『ひよ子』です。
お店のホームページには、
大正元年(1912年)、当時の店主
石坂茂の想いから生まれたひよ子のかたち。
「お菓子は生きものであり、味は無限である」
「商品は私たちの生命であり、真心である」
ひよ子誕生以来、変わることのない精神を、
私たちは、このひよ子のかたちと共に受け継ぎ、
次の時代へと守り続けてまいります。
とありました。
なんだか懐かしいお味。
可愛らしい姿を眺めているだけでも気持ちが和みます。
② パンバイキング(10/18
今月より、
人気のあるサンドウィッチのおかわりが可能になりました!
そして、パンもたくさん食べられるようにと、
スープはあっさり系、初めてのポトフ!
ずらりと並んだたくさんのサンドウィッチ、
バスケットに詰めて、
「ちょっとそこまで…」とピクニックに行きたくなっちゃいそうです。
秋らしくゴロゴロの根菜のポトフも、
美味しく頂きました。
咀嚼・嚥下の関係で具は召し上がれない、という方にも、
スープにしっかりと野菜の旨味が染みでていて、
ほっこりあったまる
やさしい味わいだったようです。
あったかいスープやシチュー、
ひときわ恋しく感じる季節ですよね。
③ 郷土料理(10/22)
郷土料理第12回目は、『兵庫』です。
【かつめし】ウィキペディアでは
…洋皿に盛ったご飯の上にビフカツ(または豚カツ)をのせ、
たれ(主にドミグラスソースをベースとしたもの)をかけ、
ゆでたキャベツを添えた料理で、通常箸で食べます。
兵庫県加古川市の郷土料理・ご当地グルメ。
「お箸で気軽に食べることができる洋食」がコンセプトです。
【そうめんのすまし汁】
…皆様おなじみ、そうめんといったら『揖保の糸』ですね。
なんと兵庫県の会社で生産されています!
先日、テレビ番組で
「元気な100歳の毎日食べる食材は?」
なんて質問がありました。
第一位はなんと、【お肉】!?
高齢者といえばお魚…と連想されがちですが、
いやいや、お肉や揚げ物、こってり系も
皆様意外と大歓迎なのです。
かつめしも大人気でした。
美味しい笑顔で長寿を目指して下さいね!
④ 選択食(10/27)
今月の選択食は、
「さんまの塩焼き」or「鶏とさつまいもの煮物」
秋の味覚ですね。
どちらも同じくらいの人気ぶりでした。
ちなみに、施設長は秋刀魚イチオシでした。
確かに、この時期のサンマは
この時期にしかない味わいがあって美味ですよね。
秋刀魚、すだち、大根おろし、炊き立てのご飯、おみをつけ…
ここにビールが加わって、
風呂上がりの夕食ですよ、となったら、
日本人でよかった!と思わない人はいないでしょう
(そんなことないですか?)。
まもなく11月。
日増しに寒さが増しています。
我々もそうですが、
「暑さの厳しい夏」「寒さが身に染みる冬」そのものよりも、
季節の変わり目が皆様一番体調を崩しやすいです。
美味しいと思える旬の食材は、
栄養価も豊富!
「美味しいね。」と周りの方々とお話すること、
美味しさを感じてニッコリ笑顔になることも、
健康の秘訣のようですよ。
体調を崩さないように
毎日を美味しく・楽しく過ごしましょうね!