12月の施設に研修のテーマは「摂食・嚥下」。
となれば、秋月にはその道のエキスパートがいるのです!
大学で教鞭をふるう傍ら、
秋月でも日常的に利用者様の身体状況の評価に携わって下さっている
理学療法士の内田先生。
実はその専門の一つに摂食・嚥下リハビリテーションを掲げているのです。
大学の講義のほかに、学生たちの論文や実習の指導、
日本各地でのご自身の論文発表、学会、講演…と大変お忙しい内田先生なのですが、
そこを何とか!と頼み込んで、
今回の施設内研修は内田先生に教壇に立っていただくことができました。
内田先生の講義は毎回 職員の参加率も高く、
皆真剣に耳を傾けています。
どうしたら咽ずに食べられるポジショニングができるのか?
利用者様にとって最適な食形態をどうやって判断したらいいか?
日々頭を悩ませている職員たちですが、
内田先生の講義には、明日からでも使える小ネタが満載!
咽ているとき、また咽ずに静かに誤嚥しているとき、
内視鏡や造影検査の所見はどうか?等、
身近な事例を振り返りながら専門的な内容も盛り込まれています。
そして、後半は演習!
どうポジショニングするか悩むときには、
自分で体感するのが一番!と、
現場でありがちな利用者様の姿勢を意識しながら解説してくれました。
事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!
そういうことですね、内田先生?
理論にしっかりと裏付けされたケアの実践、
それを目指して今後も頑張ります!