秋月のブログ

施設のブログ:秋月

2016/03/29

3月 施設内研修のご紹介

3月の施設内研修は、

ユニットリーダー研修参加者2名による

「ユニットケアについて」でした。

DSCN6875

 

 

 

 

 

 

ユニットケアってなんだっけ?

個別ケアってなんだっけ?

介護職ならば誰しも、

多忙な業務に粉骨砕身あたる中、

ふっとそんな思いが胸をよぎる瞬間があるはず。

今月はそんな想いに応えたいと思います!

 

まずは、ユニットケアの理念や意義の説明。

秋月は、居住環境(ハード)は整っておりますので

入居者様中心の暮らしを育むケア(ソフト)と

組織や勤務体制などの(システム)

の充実が課題です。

この課題を解決するための

4つのポイントの説明がありました。

 

その後はより具体的に、

1日の過ごし方、起床や食事、排せつ方法の例を

紹介していきました。

同じ方法・同じ業務でも、

ちょっとした工夫や、

何も変わっていなくても職員の意識が変化することで、

全く違う世界が見えてくることがあるから不思議です。

 

最後に実習施設の写真を紹介しながら、

1日の過ごし方や、施設の取り組みの説明がありました。

同じユニットケアでも、施設の個性が光ります。

「ユニットケア、イメージできました」

「ユニットケアって、

理想を求めているだけ。」

「職員が少なければ、何もできない。」

「自分のユニットで取り入れたい!」

職員からの乾燥・考察にも色々な意見がありました。

それぞれの職員が、

自分の毎日の取り組みと重ね合わせ、

真剣に考えました。

 

職員がもっと豊富にいれば、

人員配置が潤沢だったら…。

 

確かにそんな一面もあります。

理想は一対一の中で、

ゆったりとケアに取り組んであげたいですよね。

 

でも、今の職員配置の中で、

できることもたくさんあります!

できることから取り組む姿勢が大事です。

 

目指す理想に近付くために、

「今」、何ができるかな?

何もしなければ、当然何も変わりません。

悪くなっていくことはあっても、向上は見込めないでしょう。

でも、どんなに小さなことでも、

一つずつでも、

取り組んでみること、

取り組んでみようと思うこと、

その一人ひとりの小さな一歩が大切です。

 

できることから少しずつ…

みんなで頑張っていきたいと思います!

 

 

 

今月の参加は2回で23名の参加でした。