それは7月7日(日)、七夕の午後のこと…。
2ABユニットでは、お風呂のない日曜日の午後のまったりとしたひと時に、
棚阿多のレクリエーションを企画致しました。
笹の葉さ~らさら♪…と、
馴染み深い「七夕」の歌を皆様で踊りながら体操!?
我らが川内 麻紀さんのピアノと唄の会で慣れている皆様、
歌詞を見ながらノリノリで参加して下さいました。
写真を撮るからね~、ブログに載ったら全国デビューですよ~と声をかけると、
恥ずかしいわねと仰りながらもしっかりピースサイン!
K様、M様、はにかみながらも
手を振って応えて下さいました!
有難うございます。
職員T氏の即興★七夕体操に合わせ、
皆様楽しそうに踊っています! キラキラ~★☆★
「円形脱毛症が治りますように!」と職員T氏。
「美味しいお肉を一杯食べたい!」と職員T氏。
う~ん、叶うといいですね。
「幸せな日々を…」とニッコリ笑顔で仰って下さったF様、
「何もお願いしません。願いは自ずと叶うものでなく、自ら叶えるもの!」と、
悟りの境地で語って下さったH様。
利用者の皆様から多くきかれたお願いごとは、
「家族に会いたい。」
「家族が幸せでありますように。。。」と、
自分のことよりもご家族を案じ、
そしてできれば少しでも会いたい、という切なる声でした。
忙しいのはわかっているから、会いに来てくれると申し訳ない。
面会の後、嬉しそうにそんなことをお話しする方もいらっしゃいます。
認知症が進み、どんなに頻繁に会いに来ても
ご家族がお帰りになると忘れてしまう方もいらっしゃいます。
何を話していいかわからなくて、
ついそっけない態度をとってしまうという照れ屋さんもいらっしゃいます。
ご家族と利用者様の歴史は、大切に積み重ねられてきたひとかたならぬもの。
楽しいことや喜びだけでなく、
時には言い争ったり、人に言えないような過去があったりするかもしれません。
このご時世、家族のかたちはますます多様化していますが、
それでも、共に過ごし、想いあい、
お互いにしかわからないことがたくさんある、というのは、
やはり家族ならではなのかなと思います。
日々のサポートは勿論ですが、
何か特別なことが起こったとき、
ご家族の存在は何にも代えがたく心強いなぁと感じられることも沢山あります。
『ただ一緒に過ごしてくれれば、他に何にもいらない。』
そんな風に感じている利用者様も、実は多いような気がいたします。
最後は、童謡の本を開きながら、
皆様のリクエストでたくさんの歌を合唱して楽しみました。
今年の七夕はあいにくの大雨!
雲の上で織姫と彦星がそっとデートしていたのでしょうか。
S様、レクリエーションの間中、
しっかり目覚められて満面の笑顔でご機嫌でした!
「でもねぇ、夫婦も色々だからね。
一年に一回くらい会うくらいの方が、
お互いにイヤにならなくっていいかもしれない。」とはF様のご意見。
それもまた真理かもしれませんね。笑
季節を感じるユニットレク。
また企画致します!