秋分の日の23日(水)、
3Eユニット最高齢I様(103歳)の長女様による
お茶会が開催されました。
このお茶会は開設以来、毎年行われています。
長女様はよくご面会にもお越しいただいており、
他の入居者様の事もよくご存知です。
そして、気さくにお声をかけて下さいます。
実際にお茶をたてて頂いているところです。
抹茶を点てることを点茶というそうです。
茶碗に入れた抹茶に湯を注ぎ、
茶筅(ちやせん)で攪拌して泡立てることだそうです。
「いい香りだねぇ~。」
「お抹茶を点てて頂くなんて贅沢ですねぇ。」
お手伝いしながら一緒に…。
職員も作法を教えて頂き
ご相伴にあずかっています。
抹茶ってもっと苦いと思っていましたが、
頂いてみると、滑らかで、お茶の香りが高く、
気持ちのいい熱さに気持ちが落ち着いていくのがわかります。
入居者の皆様も、
お抹茶の味わいに、
また長女様の美しい御着物の姿に、
話が弾み、昔を懐かしみ、賑やかに楽しんで頂けました。
抹茶味の御菓子や抹茶ラテなど、
今はお抹茶の風味を味わう機会は増えました。
しかし、本物を口にする機会はそうありません。
入居者の皆様の中にも、
昔は茶道をなさっていた方も多いようです。
何より穏やかな表情がリラックス感を醸し出していますね。
I様の家族様、今日は本当にありがとうございました。
また来年も、どうぞよろしくお願い致します!