恒例になりました、
秋月ご入居者のご家族様によるお茶会ボランティア!
今回は2ABユニットでの開催です。
「お抹茶だって!」「裏千家だって!!」
先生たちが準備している間から、
皆様興味津々です。
まずはお茶菓子「登り羊羹」。
何事ものぼり調子になりますように!という縁起物だとか。
金運・健康・家内安全…上向きますように!!
お茶の前に甘いものを頂くことで、
香りや旨味が引立つのだそうです。
続いて先生がお抹茶を点て、
皆さんに振舞って下さいました。
「香りがいいね。」
「そんなに苦くないよ!」
ちょうどよい熱さのお抹茶に、皆様
なんとなくほっとされているご様子。
お抹茶の心地よい熱さと香りには、
不思議な作用がありますね。
ちょうどご面会にいらして下さっていたS様のご家族様、
とろみをつけたお抹茶を食事介助して下さいました。
S様も満面の笑みです!
ボランティアの方が、ご家族様の分も
お抹茶を点てて下さいました。
「お抹茶をいただく機会なんて、中々ないですね。
ご馳走様です!」
こちらこそ、いつもありがとうございます!!
昔、やったことがあるの…と恥ずかしそうに仰るのはW様。
もう忘れちゃったわねぇ~と笑いながら、
それでもしっかりと作法を追い、
手際よく茶筅を扱い、お茶碗を巡らせていきます。
点てたお茶は職員が頂きました。
「一応ね、『結構なお点前でした。』っていうと、
恰好がつくんですよ。」
お上品に微笑みを浮かべながら、
職員に丁寧に優しく教えて下さいます。
御馳走様でした、美味しかったです!
N様、何でも自衛隊にお勤めだった頃、
ご自身のお勤めだった地方の部隊で
茶道部を立ち上げられたのだとか。
「そのときは曹長の奥様なんかも参加してね…。」
懐かしそうに、ちょっぴり自慢げに
昔話を披露して下さいました。
「先生、このお茶は何ていうの?」
「これは『青嵐』っていうお茶なんですよ。」
そんなやりとりも、茶道に通じている方ならではでしょうね。
今回は、お茶会でボランティアさんが各ユニットを回る中で、
私も何かお手伝いできれば…とお申し出頂き、
T様のお嬢様が初めてご参加下さいました。
着物なんて何十年ぶり~!?と仰りながらも、
とても艶やかな、素敵な和服姿でした!
だんだん暑くなってきて、
着物を着るのも一苦労、
更にその姿で体を動かしていくとなると…、重労働です。
ボランティアの皆様、いつも有難うございます!!
帯も素敵でした。
松の柄、琵琶の柄、鞠の柄…。
味わって楽しい、
見て楽しい。
色々な楽しみ方ができるお茶会です。
ボランティアの皆様方でお話して頂き、
今後、お茶会は第4日曜日の開催となっていきそうです。
来月も楽しみにしています!