6月の施設内研修は、
「排泄ケアの基本」と
「健康診断と腰痛予防」の2本立てでした。
「排泄ケア」では、
おむつやティッシュ・トイレットペーパーなどで有名な
ネピアさんからご講義頂きました。
餅は餅屋!
基本的なことをわかりやすく、
しかし理論で裏付け、深いところまで理解できるように…。
特に陰部洗浄では、
なぜ必要なのか?
どんな方法が効果的か?
皆、真剣にメモを取っていました。
排尿・排便の仕組みや、
疾患のおさらい、
模型を使用した陰部洗浄の実演 等々…。
ベテラン職員も目からウロコな内容が多かったようです。
「我流の陰部洗浄を見直せた。」
「聞きにくかったことがよく理解できた。」
「手洗いを見直さなくては…」
経験豊富な職員も、
まだまだこれから!という若手職員も、
それぞれに実り多き時間となったようです。
たくさん勉強できて何よりでした!
ネピアさんありがとうございました。
2回の開催で参加者は23名でした。
もう一つは衛生委員会主催の
「健康診断と腰痛予防」でした。
健康診断は信樂事務主任が、
腰痛予防は月岡理学療法士が担当しました。
健康診断では職員の約50%(全国平均も同様)が、
何かしらの所見があるような状況とのこと。
どんな疾患でも、
早めはやめの治療が重症化を防ぎます。
病気にならない為の健康管理も重要ですね。
シフト制の勤務の中、
規則正しい生活というのは中々難しいところもありますが、
「予防」「早期発見・早期治療」の重要性を
改めて実感致しました。
何かあってからでは遅いのです!
腰痛予防では、映像と体験にて
腰への負担について学びました。
「もう腰痛になりたくない!」
悲痛ともいうべき、職員の心からの願いです。
何をするにしても体が資本。
仕事だけでなく、
子育てや介護の真っただ中!という職員も多くおります。
日々過ごすことに精一杯で、
ついつい自分自身の言は後回しにしがちですが、
忙しいからこそ、
自分自身の身体・心のケアを
丁寧に心掛けたいものです。
移乗・移動介助や排せつ介助等、
一般的に腰を痛めやすいといわれる動作だけでなく、
よい姿勢や、腰回りの筋力をつけることが大切です。
隙間の時間をうまく活用して、
腰痛にグッバイ★したいものですね。
2回の開催で参加者は32名でした。