7月には1・5階の、8月には2階の、9月には3階の、
それぞれ家族懇親会が行われました。
司会進行はフロアリーダー!
施設長の挨拶では、
新規開設する杉並の事業所についての紹介等があり、
その後、それぞれの利用者様が所属するユニットに分かれての話し合いに進んでいきました。
リーダー2名と、
生活相談員やケアマネージャー、
看護師・理学療法士・管理栄養士等といった色々な職種もテーブルに加わり、
盛況な懇親会となりました。
前年度、会場の混雑で声がよくきこえなかったというご意見を頂き、
今回は会場を2つに分けてゆったりとした場を設けました。
日常のご様子をお伝えしたり、
普段なかなか時間が取れず、訊けないでいたご質問やご要望をお伺いしたり…。
資料とは別に、掲示資料を用意したユニットもあり、
進行の仕方はそれぞれのユニットリーダーで工夫していました。
利用者様がまだ入居間もなく、初めて参加するという緊張した面持ちのご家族様もいらっしゃれば、
開設当初からいらっしゃるご家族様にもおいで頂きました。
職員から何か伝える、というよりも、
ご家族様同士の意見交流の中で、悩みに共感を得たり、
具体的なアドバイスがあったりする場面も多く見受けられました。
ご家庭での介護の苦労話には、
参加された皆様が「そうそう」「うちもありました」と相槌を打ち、
大切なご家族をやむなく施設に入所させた、という選択の葛藤や逡巡を吐露された方には、
「私も同じでしたよ」とあたたかい共感のことばがかけられ、
「でも…」と秋月のよさをご家族様側が語って下さる場面もございました。
お看取りのこと、
日常のケアでご家族様の目線で気になっていたこと、
夜間帯の対応について、
医療対応について、
レクリエーションのご要望etc…。
普段は現場で忙しく働いているユニットリーダーも、
この話し合いをよりよい日常のケアにつなげていこうと
真剣な面差しで参加していました。
三回を通して、
ご参加頂いたご家族様は計60名ほどでした。
今後ともよろしくお願いいたします!