2日目です。
この日は、加茂名南小学校2年生の皆さんが訪問してくれました。
素敵な歌を聞かせてくれたり、踊ったり、
利用者様の肩たたきをしてくれたりして、一緒に遊んでくれました。
3名の中学生も一緒に見学しました。
続きまして、利用者様とのコミュニケーション実習です。
2日目の職場体験プログラムのテーマは『アセスメント』
介護におけるアセスメントには、利用者様の生活歴を知る事でニーズが見えてくる事があります。
この体験では、利用者様の生活歴を聞きとって年表にまとめます。
利用者様と中学生が親交を深めると共に、
職員によっても新たな発見をすることが出来る貴重な機会となっているのです。
デイサービスいこいに移動して、3人にインタビューを行いました。
「いや~どうしよう」と最初はドキドキされていたT様ですが、
次第にリラックスされました。
子どもの頃に思いを寄せていた子の話もしてくれました。
青春ですね。
午後からは、移動スーパーとくし丸での買い物です。
利用者様に混じってお菓子を購入したのですが、
ここでは最近増加しつつある買い物弱者の問題を体感することが出来ました。
近くまで来てくれる移動スーパーは、必要な存在になっていますね。
買い物のあとは
午前中にインタビューした利用者様の歴史をまとめました。
昨日作成した中学生の自分史と、午後から制作した利用者史が仕上がったところで
川内統括施設長が見守る中、利用者史と自分史を発表しました。
利用者史では職員も知らなかった様な歴史が明らかになり、
居合わせた職員から驚きの声が上がりました。
照れながら発表してくれた自分史の最後に
将来の夢を語ってもらいました。
夢の内容は、
「サッカー選手と監督!」「野球の監督!」
スポーツマンですね。
そして何と3人とも「宝くじがあたる!」
実現すると良いですね。
最後に自分史と利用者史を比べてみると、
平成生まれの中学生と昭和初期生まれの利用者様のものとは、大きく異なっていました。
特に戦争を体験されている事で様々なご苦労をされており、
「大変だったんだな」と声があがりました。
発見と驚きがいっぱいの一日でした。
2日目もお疲れ様でした。