さわらび会と云えば……の川内 麻紀さん。
季節の動揺や懐メロをたっぷり盛り込んだ楽しい音楽療法のステージを
毎度工夫して下さる麻紀さん。
本拠地は法人本部の徳島ですが、
秋月へも月2回、必ず足を運び、ユニットや秋月ホールで演奏して下さいます。
楽しいトークに笑いあり、
童謡や歌謡曲の背景の解説に、時には涙あり、
利用者様・ご家族にもファンの多い麻紀さんですが、
そんな麻紀さんが、
この度 不思議な御縁のつながりで、
N響チェリストの村井 将さんと共演し、
素敵なステージを秋月に届けて下さいました!
ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス等、
弦楽器も様々ですが、
チェロはやはりその楽器の大きさと、深みのある音色が魅力ですね。
いつもの音楽療法とは違い、会場の雰囲気も王道のクラシックコンサート!
秋月ホール一杯に詰めかけた利用者様も、
真剣な表情で、あるいはうっとりと耳を傾けます。
無伴奏ソナタや、動物の謝肉祭…。
「この曲は知ってるね。」
「やっぱりプロの演奏だね。」
チェロに華を添えて下さるピアノの旋律は、我らが麻紀さん!
いつもと違うシックなドレス姿に、見ている利用者様の方も嬉しくなってしまい、
公演終了後、ファンクラブさながら
1人ひとりとの記念撮影をお願いされた……というのは後日談です。
この日は、新設する杉並の施設の打ち合わせもあり、
徳島から理事長もいらっしゃって下さっていました。
「たまにはクラシックもいいね。」
「N響のチェリストなんて、大したもんだねぇ。」
感極まって涙を流される方もいらっしゃいました。
頷きながら静かに聴き入るT様、うっとりと聞き惚れるY様。
60分間のコンサートは長いかな!?と思っていましたが、
あっという間に時間が過ぎ、
最後は大きな拍手が村井様と麻紀さんに送られました。
「ブラボー!」
本格的なクラシックなんて、
しかも生演奏なんて、
なかなか聴ける機会もないですが、
色々な御縁の巡り会わせの中でこのような機会が実現したこと、
本当に感謝です。
ご紹介くださった、大森様、ありがとうございました。
村井さん、またぜひいらっしゃって下さいね!