7月4日・11日、石神井特別支援学校の生徒さんたちが
交流会にいらっしゃって下さいました。
昨年もいらしていただいたのですが、
今年もやはり何か月も前から話し合いを重ね、実現した今回の交流会。
子どもたちからは歌やダンスなどの発表も盛り込まれており、
長い間練習を重ねてくれていたのでしょう。
そのようにして迎えた当日、
子どもたちは勿論ですが、
先生方もいささか緊張した面持ちです。
お出迎えし他利用者様は、皆様、
温かいまなざしで子どもたちの発表を見守っていらっしゃいました。
「頑張ってね。」
「孫みたいな年齢の子たちだものね。偉いねぇ。」
先生方が企画して下さったのは観覧というより参加型の交流会。
ダンスの時には楽器を持って応援したり、
マスゲームでは小さなフラッグを子どもたちと一緒に振ったり、
皆様も手を動かし、
身体を動かして楽しそうでした。
「上~! 右~!! もういっかい、上~!!」
「結構難しいわね…。」
マスゲームなど、皆様も真剣な表情です。
「次は盆踊りです。
はっぴを用意しましたので、皆さんもどうぞ~!」
生徒さんが1人ひとりにはっぴを配ってくれました。
「はっぴなんて何年ぶりかしら!」
「盆踊り、私習ってたのよ。」
生徒さんの一人が叩いてくれた、お囃子の太鼓も見事なものでした。
盆踊りは、さすが女性陣の皆様、
堂に入った見事な手つきで踊っていらっしゃいました。
右、左と動かす手かたちや返し方などが素人目にも全然違います。
最後は、卒業式で歌うのだという
歌で締め括って下さいました。
「あなたがいて わたしがいて
ふりかえれば 笑顔がある」
泣かせる歌詞です。
音楽科の先生のピアノも秀逸でした。
皆様大きな拍手で心を込めてお礼を伝えました。
中には知的障害児のお子様義らっしゃる利用者様もおり、
我が身を振り返って涙ぐまれていた方も。
心温まるひと時を、有難うございました。