7月は外部講師で日本製紙クレシアがご来所下さいました。
ご指導いただいたのは
食事・入浴と並ぶ3大介護の一つ、「排泄ケア」について!
排泄ケアの研修は、毎回人気が高く受講者がたくさん!
ベテランの職員もいれば、新人の職員もおり、
それぞれ抱えている課題は違いますが、
講義や実技指導の中から自分に必要なことを学びとっていきます。
おむつやパッドは種類も豊富で、
また、あて方も色々。
失禁してしまうと、
着替えや、シーツ交換など大掛かりな業務になってしまいますし、
利用者様の自尊心にも丁寧なフォローが必要です。
目指すゴールは、
「心地よい排泄」。
簡単なようですが、タイミングや量など、
配慮が必要なことが個々に異なっており、
職員は日々色々な工夫を重ねています。
下剤のタイミングや一日の水分量、
トイレに行くのか、おむつ交換なのか、ぱっどはどの大きさをあてるのか……。
「この方は夜間の尿量が多くて、
どうしても漏れてしまうけれど…」
「あの方は、おむついじりがあって毎回ポジショニングがずれてしまうけれど…」
「肌がデリケートな方の陰部のただれが気になるけれど、
陰部の洗浄や清拭の仕方はこれで合っているのかな…」
職員の悩みも、具体的なケースを思い浮かべて様々です。
最後には職員をモデルに実技指導!
「何年もこの仕事をしているけど、
研修を受ける度に新しい発見があったり、
新しい製品が出ていたり、
ケアの技術が新しく変わっていたりする。」
ベテランの職員も、呟いていました。
よりよいケアのために……日々努力です!