ようやく少しずつ過ごしやすくなってきましたが、
この夏は暑かったですね。
秋月では、夏になると毎年各ユニットで
かき氷作りが始まります。
水分補給にもなり、自分好みに味付けもしやすく、
見た目にも鮮やかで、トッピングも工夫しがいがあり、
さらに冷たい刺激がさっぱりして食べやすい!
夏の手作りおやつとして大活躍のお手頃おやつ、
みんな大好きかき氷、なのです。
氷は、勿論削るところから!
電動式のかき氷気も試したのですが、
壊れやすい(実際に壊れました…)のと
ウィーンという音がイマイチ雰囲気が出ないと不評でした。
そのため、地道に手動で作ります。
職員と入居者の皆様で力を合わせて!
ガリガリ! シャリシャリシャリ!!
この音がいいんです!
力強く氷を削ってくださるK様、M様、
普段より一層、男らしく頼もしく見えます。
勿論、職員も負けてはいられません。
削った氷が融けてしまう前に
美味しく戴かなくてはいけません。
20名分のかき氷、大忙しです。
「まだかな?」
「夏らしくていいねぇ。涼しげだねぇ。」
ちょっとそわそわしながら、
楽しみに待つ間に…
毎日行っている口腔体操です。
美味しく食べていただくために、
地道な努力は欠かせません。
他のユニットでは…坊主めくりでしょうか?
脳トレもかねて…皆様かなり真剣です。
そして、待った甲斐がありました!
【特製いちごミルク小豆】のできあがり~。
小豆餡、は入居者の皆様からのリクエストです。
豪華ですね!!
いちごのシロップが、華やかで美味しそうです。
皆で揃っていただきました。
「美味しいねぇ~!」
「冷た~い。」
「頭が痛くならないようにゆっくり食べなくちゃね…」
「おかわりある? 次は別のシロップがいいな…」
夏らしい懐かしいメニューに、いつの間にか皆にっこり。
ユニットで手作りしたおやつは、
いつものおやつより皆様よく召し上がっていただけているように思います。
スタッフやユニットの仲間等、
自分たちで作ったと思うと
一層美味しく感じられるから不思議です。
元気な入居者様が、他の方を気遣う。
氷を削る、
シロップをかける、
そんな役割分担が自然に生まれます。
「有難う。美味しいねぇ。」
作って下さった方も、この言葉ににっこり。
入居されている皆様の中に、
ユニットの日々の暮らしを通じ、
お互いへの感謝や思いやりが確かに息づいているんだなぁと
職員もしみじみ感じさせられる一瞬です。
手作りおやつに限らず、
ユニットで行われる行事は、
ユニットの連帯感を一層強くしてくれる気がします。
勿論、準備や片付け等、
大変な面もありますが…。
それでも、できる限りたくさん、
仲間の存在や季節を感じて頂けるこんな機会を
皆様に楽しんでいただきたい。
そんな風に思っています。