8月の施設内研修は
田屋看護主任が講師です。
テーマはずばり、
「多職種で臨む排泄サポート」!
これは田屋看護主任が外部研修に参加し、
その内容を元に資料を作成したものです。
まずは体の仕組みから。
それぞれの消化器官の働きを勉強します。
胃は酸性で…。
解剖学か生理学のようですが、
消化器のメカニズムを理解することは重要です。
そして、
良い便をするための3要素です。
① 食事・・・食物繊維を多くとる
② トランジット・・・腸内を通る適切な経過時間
③ アウトレット・・・排出(直腸)機能
日々のケアでも話題に挙がることが多い「便秘」、
では、改めて、定義とは?
対策も、どんどん進化しているのですね。
皆真剣な表情で聞いています。
高齢者に多い便秘と、
効果的な下剤について。
そして、下剤を使用しない排便を促す方法とは!
①食事内容→食物繊維を増やす
②排便習慣のルーティン化→決まった時間にトイレに座る
③括約筋トレーニング→体操の実施 等々…
みっちり1時間の内容でした。
「新しい知識が身に付きました」
「水分を多くとっても実際には出ないこともあるが…」
「なるべく下剤に頼りたくない」
「どんな運動が効果あるのだろう?」
「ユニットでは何から取り組んだらいいだろう」
等々、
参加職員からも
色々な感想が挙がりました。
限られた時間の中で、貪欲に知識を吸収し
ユニットに持ち帰りましょう!
今月は2回の開催で、21名の参加でした。