本日は二胡の演奏会です。
奏者の佐藤 香代子様は、
秋月では初めての演奏ですが、
多くの福祉施設でボランティアをなさっております。
江戸里神楽土師(はじ)流家元で、
人間国宝の(松本源之助)師に獅子舞を師事。
浅草の神輿、
邦楽器の老舗・宮本卯之助商店が運営する宮本邦楽教室
和太鼓クラスにて藤舎清成師に和太鼓を師事。
そして「日本太鼓道場」メンバーとして
毎年浅草三社祭での奉納演奏や
浅草公会堂でのコンサート等に参加されてこられたという
錚々たるプロフィールの持ち主!
期待が高まります!
さて皆様、そもそもの楽器、
「二胡」がどのようなものかはご存知でしょうか?
あまり馴染みのない楽器かもしれませんね。
ウィキペディアでは、
二胡は中国の伝統的な擦弦楽器の一種で、
2本の弦を間に挟んだ弓で弾く、とされています。
日本の胡弓とも西洋のヴァイオリンとも少し違う、
独特な音色を持つ楽器です。
実際にフロアで演奏して頂くと、
予想していたよりずっと伸びやかで迫力のある音でした!
皆様から、
「どこにマイクが入っているの?」
と質問が出たくらいです。
佐藤様が二胡で懐メロや童謡を演奏し、
皆様の歌声が
その美しい音色に重なっていきます。
何ともいえない素晴らしいハーモニーに
スッタフもウットリ!
プログラムの11曲はこんな感じでした。
① ここに幸あり
② 知床旅情
③ 川の流れのように
④ 浜千鳥
⑤ 荒城の月
⑥ ふるさと
⑦ 祇園小唄
⑧ 北国の春
⑨ 蘇州夜曲
⑩ 何日君再来
⑪ 草原情歌
情緒溢れる佐藤様の二胡の演奏に、
皆様気持ちよさそうにリズムを取ったり、
いつもより朗々とした声で歌っていらっしゃいました。
最後にはアンコールで3曲追加!
生バンドのカラオケ大会さながらでした。
佐藤様からも、他の施設より皆様歌声が大きく、
お上手で気持ちよく弾けましたと仰っていただけました。
参加された方々も満面の笑顔。
「いい音色で、気持ちよく声が出ました。」
「選曲が良かったわよね~、
特にここに幸あり!昔を思い出したわ~!!」
「二胡なんて初めて見ました。
長生きするといろんないいことがありますね。」
芸術の秋を満喫した皆様でした。
あっという間の1時間でしたが、
とてもいい時間を過ごせたようです。
外は大雨で、最高気温も20度弱と少し寒いくらいでしたが、
室内は熱気でムンムン。
エアコンを25度の冷房で設定しても
汗が出てくるほどでした。
季節の変わり目は体調を崩しやすいものですが、
今日の元気があれば大丈夫。
明るく楽しく1日1日を過ごせるよう
我々も頑張ります。
佐藤香代子様、本当にありがとうございました!