10月10日には防災セミナーが行われました。
最近、国内外問わず、様々な災害が各地で起こっています。
秋月も今年の夏の終わりのゲリラ豪雨の際に停電を経験し
(幸い2時間ほどで復旧しましたが)、
その後の台風では大切な植栽がいくつも倒れたり、
土埃除けの隣の畑との仕切りが大きく破損したり致しました。
東日本大震災以降、地震や津波への意識は高まっているのかなとは思いますが、
やはり日々の備えが一番大切です。
防災セミナーには、外部講師の方をお招きして貴重なお話を伺いました。
職員の参加も多く、やはり関心の高さが伺えました。
秋月にはもちろん非常電源もありますが、
停電時には、明かりは勿論のこと、
エレベーターや階段・玄関の電子錠、
様々なデータを管理しているパソコン、
各所に食事を運ぶエレベーターへの影響は避けられません。
いざというとき、どうしたらいいか?
ハード面や備蓄の見直し等はともかく、
一人ひとりが前以て一度でも考えたり、職員同士で話し合っておくことで、
ちょっぴりですが気持ちのゆとりが生まれるかもしれません。
非常時こそ、冷静に!
……何事もないのが一番ですが、
色々なことを想定して訓練しておくというのは大事なことですよね。
また、感染症委員会からも研修が行われました。
そうです、ついにあの季節……!
インフルエンザやノロウイルスなどのおそろしい集団感染の季節です。
災害も脅威ですが、これらの感染症もまた身近な脅威です。
高齢で脆弱な利用者様にとっては命にかかわる事態になりかねず、
また職員間での流行も頭の痛い事態です。
そんな感染症の拡大を防ぐには……
当たり前のことのようですが、基本に立ち戻って、
マスク、手袋、徹底した手洗い!
そして、感染者のケアに当たった際の適切な処置‼
これに限ります。
どんな処置をしたらいいか?
薬剤はどんなものをどれくらいの濃度で使うのか?
正しい手洗いとは???
感染委員も勉強を重ね、
参加者の職員も実際に物品を見たり触ったりしながら学びました。
感染症、まずは持ち込まない! そして、広げない持ち出さない‼
願わくば今年、
利用者様も、ご家族も、そして職員も、
感染症の魔の手から無事に逃げきれますように…!
ご面会の際には、手洗い、手指消毒、うがい、マスクの着用など、
是非ご協力を願い致します。