10月末のある日、
上北小の2年生7名と引率の保護者の皆様が、
「まちたんけん」にやってきてくれました。
先生役は、我らが介護課長F氏!
老人ホームってどんなところだと思う?と訊ねると、
「う~ん……老人がいるところ!」
さすが2年生、大体合ってます(笑)。
病気や障害で、おうちで暮らせなくなったおじいちゃんやおばあちゃんを
お世話しているんだよ~と話すと、
うんうん、そうかぁ~、そうだった、と
子どもたちも大きく頷き、納得した表情。
実際に車椅子をいくつも並べて違いを説明すると、
身を乗り出して一生懸命話を聴いてくれました。
そして、いざ館内を探検!
「意外と普通だね…」
「もっと病院みたいな感じだと思ってた。」
利用者様とすれ違うと、皆きちんと大きな声で立派に挨拶していました。
初めて機械浴を見て、「すっげ~!こんなカッコイイお風呂があるんだ~‼」と
目を真ん丸にする男の子もいれば、
5階のグランドピアノに憧れの眼差しを向ける女の子も。
「病院じゃないのに看護師さんがいるなんて知らなかった~。」
「給食みたいに、200人の分のご飯を作るって凄い!」等々、
子どもたちの着目点と感想はそれぞれ。
中には職員のお子様もおり、
ママの働く姿にちょっぴり誇らしそうでした。
まちたんけん、お疲れ様でした!
このように授業や実習で来てくれる子どもたちは少なくありませんが、
秋月での体験がきっかけで、医療・福祉の仕事を目指したんです!なんて、
10年後、20年後に言ってくれたらなんて素敵でしょう。
未来への種を蒔く、
それも地域の福祉施設の立派な務めだと思います。
またいつでも遊びに来て下さいね!