11月5日に毎年恒例の秋の遠足に行きました。
今回の目的地は野バラの遠足では初となる、
香川県東かがわ市の引田(ひけた)です。
野バラを出発し、国道11号線を走ること1時間。
鳴門市北灘のさかな市に到着しました。
ここで昼食をお腹いっぱい食べました。
続いて訪れた目的地の引田では、讃州井筒屋敷に行きました。
まずは母屋の中を見学。
案内して頂いたガイドさんから
余談ですが、この屋敷を所有していたのは佐野家といい、
江戸時代の創業後間もなく上方から江戸まで醤油を出荷し、
引田醤油の名を全国に広めた『引田御三家』のひとつだそうです。
そして1913年からは合名会社酒造井筒屋を設立、1920年からは
焼酎やみりんの製造も始め、戦前まで栄えたとのことです。
ついでながら、この屋敷は1997年頃から空家となっていたため、
引田町(現・東かがわ市)はこの町の歴史的建物の保存のために
2001年に母屋と倉庫群を取得。その後は東かがわ市により改修が行われ、
新築の蔵とともに2005年に「讃州井筒屋敷」の名称で一般への公開が
開始されたそうです。
利用者さんは真剣な眼差しで説明を聴いていました。
次に奥の広間に移動して、からくり人形の実演を鑑賞。
ご主人が人形の持っているお盆にお茶碗を乗せると、
自動で客人のところまで移動します。
そして客人がお茶碗をお盆に乗せると、
Uターンしてご主人のところに戻って行くという仕掛けです。
利用者さんも興味津々。
復元されたものとはいえ、その精巧さには目を見張るものがあります。
母屋の中を見学してから、全員で中庭に出て記念撮影。
ハイ、ポーズ!
その後は引田の街並みを散策してから帰路に就きました。
また行きましょうね。