今月と来月の施設内研修は、
各ユニットの事例発表です。
それぞれ発表8分、質疑2分、
合計10分間が受け持ち時間となります。
事例発表は、今年で2回目です。
身近なテーマに迫る為か、
いつもより職員の参加も多く、
準備をしている職員もなんとなく楽しそうです。
① 1CDユニット 『気持ちの良い排泄』
トイレの場所の認識が薄い方に、
職員全員が統一した方法で、
誘導・声掛けを行う取り組みをした内容。
② 2AB ユニット 『失禁予防への取り組み』
徐々に尿意の無くなって来た方へ、
トイレ誘導するタイミングを模索し、検討した内容。
③ 2EFユニット 『認知症周辺症状に対する取り組み』
徘徊・介護拒否・不穏等が顕著な方へ、
アプローチの仕方を考えて取り組んだ内容。
④ 4ABユニット(ショートステイ) 『忘れ物を減らすための取組』
荷物の返却ミスをなくすための方法を
考えて取り組んだ内容。
⑤ 3CDユニット 『看取りケアについて』
現在進行形である対象者への看取りケアの内容、
特に食事についての取り組みの内容。
今月は上記5チームの発表でした。
長い期間をかけて取り組んだ事例ばかりで、
成功した取り組みだけでなく、
結果の出なかった内容もありました。
しかしどれもユニットのメンバーでじっくり考え、
職員の共通認識のもと、
切磋琢磨して取り組んだ様子がよく分かりました。
結果がすべてではなく、
「考えて」「実践して」「修正する」というPDCA、
それを実体験すること、
そしてしっかりとふり返ることが一番の目的です。
発表者も相当準備をしたようですが、
緊張感がヒシヒシと伝わり、
さながら学会発表のようでした。
11月は、たまたま全国老人福祉施設協議会の東京大会や、
練馬区介護サービス事業者連絡協議会の施設サービス部会の
介護施設の取り組み報告会なども開催され、
秋月からも参加して各施設の取り組みを学んでいます。
それぞれ素晴らしい取り組みの発表ばかりでしたが、
両者を聞かせて頂いた立場からの感想では、
秋月の事例発表は、どれも負けていません。
そればかりか、事例発表におこさない日々の取り組みも
数多行っております。
職員の皆様も、自信を持って、
今まで通りいろいろと考えて取り組みましょう。
入居者の皆様の安心・安全な生活のために!
今月の研修参加者は、2回で44名でした。