それは12月のとある午後……
秋月の玄関にも、毎年恒例 舶来物の大きなリスマスツリーが飾られ、
行き交うご家族や利用者様の目を楽しませておりました。
今回飾りつけを手伝ってくださったのは、I様、Y様。
「いやぁ、お役に立てて何より。TVを観ていて、退屈だなぁと思っていたんだ。」と嬉しそうなI様。
「なんて綺麗。なんて有難い。」とツリーを思わず拝んでしまうY様。
それぞれのユニットもすっかりクリスマスモードに飾り付けられ、
クリスマスにかけて色々なイベントが行われました。
中でも、先陣を切ったのは3EFユニット。
職員の結束が固く、イベントが豊富な3EFユニット。
段取りが得意な職員、盛り上げ上手な職員、経験豊富な職員が、
巧みに全体をリードして毎回利用者様を楽しませてくれます。
プライベートで職員自身が体験した色々な演出を活かし、
これまでの利用者様やそのご家族とのお付き合いの長さを活かし……
どうやって利用者様に楽しんでもらい、
笑顔になって頂こうか!?と、
いつも職員の側のワクワク感が伝わってくる3EFユニットのイベント。
クリスマス会も、こんなに素敵な笑顔の写真が撮れちゃいました♡
嬉し恥ずかし、といった様子の方もいらっしゃれば、
意外とノリノリでピースサインを決めて下さる方も。
「有難うございます。楽しいです。孫にも教えてあげたい。」とT様。
「この帽子被っちゃったら、プレゼントはもらう側じゃなくてあげなくちゃいけないんじゃない?」と、
ユーモアたっぷりにA様。
さぁ、職員からはハンドベルの演奏をプレゼント!
ろうそくのムーディな灯り……は、
火災報知機の関係で実現しませんでしたが、
常夜灯でなんとなく、厳かなそれらしい雰囲気に。
利用者様も手持ち鈴や歌声でご参加下さいました。
ハンドベル演奏の後、
サンタが登場し、一人ひとりへプレゼントを渡してくれました。
クリスマスなんて子どもっぽいイベントかな……と心配したけれど、
男性陣も意外と、満更でもなさそう。
105回目のクリスマスとなるA様にも、
ベッド上安静のDr指示があったY様のところへも、
ちゃあんとサンタクロースはやってきました♪
「いい子にしていたら来年もサンタが来るかな?」とは、
Y様の茶目っ気たっぷりの発言でした。
色々な職員が様子を覗きにきたり、
たまたまご面会にいらしたご家族様も一緒に参加して下さったり……。
職員も利用者様も、
心からの沢山の笑顔に溢れたひと時でした。
来年も、みんなで元気にクリスマスを迎えたいものです。