3階でも各ユニットで豆まきが行われておりました。
豆まきに加え、豆ごはんづくりを行ったのは3EFユニット!
練馬の巨匠・岩崎ちひろ氏の絵本で、
「おにたのぼうし」という絵本があるのをご存知でしょうか?
気のいい小さな鬼の子が、
節分の豆まきで居場所を追われ、
「鬼だって色々いるのにな。」とある女の子の家にやってきます。
ひもじさを病気の母に悟られまいと、
「知らない子が節分のご馳走を持ってきてくれた」と嘘を吐く女の子。
見かねた鬼太は、
女の子のついた嘘の通り、
麦わら帽子で角を隠して、豆ごはんや鶯色の煮豆を持っていきます。
けれども、鬼太が鬼とは知らない女の子は、
「あたしも豆まきしたいなぁ。」
「鬼が来れば、きっとお母さんの病気が悪くなるわ」といわれてしまう…。
前置きが長くなりましたが、
そんな巨匠の作品にも登場した、「豆ごはん」が今回の献立です!
まずは、皆で鞘から豆を取り出さなければ!
美味しい豆ご飯が出来ますようにと祈りを込めて……プチプチ★
炊飯器でお米と一緒に炊いた豆は、
まさに宝石のように艶々ときみどり色に輝いていました。
お米の甘い匂いと、ほっこり炊けた豆の何ともいえないいい匂い!
昼食にみんなで美味しく頂きました。
お腹一杯になった後は・・・
待ちに待った(⁉)鬼退治の時間!
ユニット職員が鬼に変装し、いざ入居者の元へ――
「鬼がきたどぉ~~~。」
「泣く子はいねが~っ。」(それは…鬼ではなくナマハゲ?)
さぁさぁ、はりきって鬼退治です!
鬼は~外! 福は~~~内‼
「あら~、鬼だ、鬼だ!」
「いやぁだ、あっちいけそれ~っ。」
力一杯、豆をぶつけていきます。
「よくできてるねぇ…。大したもんだねぇ!」
なんて、鬼の口の中をじっと覗き込む猛者も!
皆様大笑いしながら、ニコニコの笑顔で鬼退治を楽しまれました。
そして、その後は入居者様皆様も、
鬼になりきって記念撮影!
「いやだね~、これがホントのおにばばぁじゃない?」
「いやいや、ホントのところ人間より怖いものないんだから。」
「厄払い、厄払い!私、今年、厄年だって。」
「私、福女だから、豆蒔いてあげる。それ~っ!」
「病気鬼、体から出ていけ~っ。」
「それなら肩こり、腰痛、膝痛の鬼も出ていけ~っ。」
「アハハ、ついでにボケ封じも頼むよ~っ。」
皆様、楽し気なお喋りが尽きず、
ワハハハと元気に邪気を笑い飛ばしておられました。
笑う門には福来る!
今年も、皆様の笑顔がたくさん見られますように!