銭太鼓、ハーモニカ、南京玉簾etc…
毎回趣の違ったエンターテイメント集団を引き連れて秋月にやってきてくれる、
幅広い人脈をお持ちの芸達者なボランティア増田さん、
実は元 秋月職員でもあります。
今日は何が始まるの!?と秋月ホールには大勢のお客様。
馴染みのある「黒田節」「花笠音頭」などに合わせ、
どっしりとした民舞の疲労。
扇子を持った手の動きをまねしたり、
決めの所作一つひとつに頷く利用者様も。
曲が終わるたび、会場からは大きな拍手が沸き起こります。
「あたしも昔、習っていたよ。」
「素晴らしいもんだね。まるでプロみたい。」
この日は元・演歌歌手であったという方もご来所下さり、
着物で客席近くを回り、
皆様と握手をしながら「浪花節だよ人生は」を歌い上げて下さった歌い手の先生。
本物の演歌ショーさながらの演出に、客席は大いに沸きました。
最後は賑やかな「秋田大黒舞」でおめでたく〆め!
アンコールでもう一度秋田大黒舞を踊っていただき、
賑やかな30分のステージは幕を閉じました。
ショートステイのM様は、フロアに戻るエレベーターを待つ間、
ボランティアさんに何度も握手を求め、
「元気な頃は私も同じように盆踊りや日本舞踊の慰問に回っていたことがあるけど、
紋付き袴や着物で出掛けるのはそれだけで大変な苦労。
何度もお召返して、楽しませて下さろうとする、
その心遣いが有難いね。」
と、くり返しお礼を述べられていました。
本当にその通りです。
増田さん、お忙しい中とは存じますが、
また時々秋月にこうして遊びに来て下さいね!