今月もいらしていただきました!
ご家族の皆様による6月のお茶会です。
だんだん暑くなってきましたが、
着物の皆様は夏の装いでいらしていただきました。
お茶請けの御菓子も、
どこか涼しげな趣です。
干菓子は召し上がれる方が限られてしまいますので、
お馴染みになりました縁起物、
柔らかく食べやすい「昇り羊羹」もご用意頂きました。
金運・良縁・健康面、
須らく上り調子になりますように…。
ご入居されているO様、
「あら、これなぁに? 何かお手伝いしましょうか?」
手際よく進んでいくお茶会の支度を興味津々眺められ、
ボランティアの皆様も微笑ましく見守って下さいました。
お抹茶を点てて頂き、いただきます!
M様、「意外と苦くなくて飲みやすいよ。」
S様も抹茶に少しトロミをつけて、味見。
どんなもんでしょう?
「美味しいね。」それはよかった!
退院したばかりのK様、
召し上がれるかどうか?と心配しましたが、
羊羹もペロリ! お抹茶も少しずつですがペロリ!!
「お芋さんが食べたい。」と食欲が湧いてきたようでした。
F様は「美味しい!! 有り難い!」と
満面のこの笑顔!
先生に教えて頂きながら、職員も見よう見まねで
お茶を点ててみます。
「結構ムズカシイ!」
「習うより慣れろよ。楽しんでね!」
昔お茶を習っていたのよ、でも忘れちゃったわ~と
嬉し恥ずかし、N様とW様も茶筅を手にしてみました。
ダメよ、もう覚えてない!と仰りながら、
そこは昔取った杵柄。
大変手際よく、所作も美しく、
お抹茶を点てられて先生にも褒められていました。
お茶の会を一番喜んで下さったのは
御年101才を迎えられたM様!
「母がお茶の先生をしていたのよ。
懐かしいわ、まるで巣鴨の我が家に帰ったみたい。」
と懐かしそうにお茶の道具を眺められていました。
「あの方の帯の結び方は、立て矢結びね。
お若いからよくお似合いだわ。」
着物の着付けにも詳しく、
しげしげと眺めては懐かしそうに目を細められていらっしゃいました。
もう手が自由には動かないから…と遠慮されていましたが、
職員がお茶碗を抑えていますよ、とお手伝いして
お抹茶も点ててみました。
「母を思い出します。」としみじみ。
今回は、別ユニットでの開催予定でしたが、
職員の勤務の調整等の関係で、
急遽本日の開催を受け入れてくれた2EFユニット!
急なことだったのに、
リビングにはガーランドまで用意してありました。
これにはボランティアの皆様も感激!
お茶会の最中も、終始温かい雰囲気。
入居者の皆様とさりげなくスキンシップを図ったり、
ボランティア・入居者の皆様をおもてなししてくれた職員にも感謝!
お忙しい中、いつもご都合をつけて、
そしてこの暑い中をわざわざ着物で、
重い茶器をご持参下さっている
ボランティアの皆様にも大感謝!
皆様のおかげ様で素敵な時間を過ごせています。
今後とも秋月を宜しくお願い致します!