7月9日に流しそうめんをしました。
職員が竹とホースを用意して水を流し、
予め茹でておいた半田そうめんを流します。
この瞬間が待ち切れない!とばかりに、
Yさんはそうめんが流れて来るのを
虎視眈々と狙っています。
ここで話は脱線しますが、半田そうめんとは
徳島県つるぎ町の半田地区(旧半田町)に伝わる素麺のことです。
ついでながら、吉野川の豊かな水流を利用した水運が盛んだった
江戸時代に、当地の船頭たちが奈良の三輪地区から技術を持ち込んで
冬場に素麺づくりを行うようになったのが始まりだそうです。
三輪や播州、小豆島などの他の産地では手延べ素麺は1.3mm以下と
いうのが一般的ですが半田素麺はそれらよりも0.1~0.3mm太く、
そうめんとひやむぎとの中間ぐらいの独特の太さという特徴があります。
そんな蘊蓄はさておき、
利用者さんは上手にそうめんをすくって食べていました。
利用者さんはここぞとばかりに食欲全開!
中には5杯も食べた方も。
来年も楽しみましょうね