学びの夏!
ということで、7月の施設内研修は2部制でした。
第一部は、
渡真利ケアマネージャーから「介護保険の基本とケアプラン」
野崎主任生活相談員から「特養待機者や実際の利用について」を行いました。
介護保険上の施設に勤務していても、
特に現場の職員には、
具体的な法・制度について
意識しながら業務にあたる機会というのは少ないものです。
初めて知る内容もあったようで、
「ご家族の費用負担が分かった。」
「色々考えてあるんだなと納得した。」
なんて感想もありました。
普段モニタリングなどで接する機会の多い
ケアプランについても
「たくさんの人が関わっている。」
「まずプラン、プランがあってのケア、
勉強になりました…。」
といった声が多くきかれ、
講師の渡真利ケアマネージャーも、
多くの時間をかけて資料を作成した甲斐がありました。
又、特養については、
「実際の待機者の多さにびっくりした!」
「思ったより費用が掛かる。」と、
曖昧な理解だった部分を解決できたようです。
第二部は月岡理学療法士が担当しました。
「ポジショニングについて」!
ポジショニングは、椅子、車いす、ベッド上など
生活のあらゆる場面で必要となります。
ご本人の持っている能力に応じ、
その方法も手技も十人十色。
理論に基づいた除圧や良肢位保持が大切です。
基本をしっかり勉強して応用していかなくてはなりません。
そのため、ポジショニングの必要性から、
体のメカニズム等についてもわかりやすく説明してくれました。
習うより慣れろ!ということで、
実際に車いすに乗り、入居者の皆様の立場から疑似体験。
「こうしたらいい?」
「今までこうしていたけど、これは怖い!」
様々な感想がありました。
実践的な内容で、
職員も熱心に参加し、多くの反響がありました。
今日の勉強を実際の
直接介助場面でも活かしましょう!!
今月の参加者は47名でした。