3階フロアは、夏祭り、花火鑑賞…etc 夏の行事が毎年盛んです。
7月26日、3EFユニットでは、
先陣を切ってスイカ割りを開催致しました♪
じゃ・じゃ・じゃ~ん★ なんとも可愛らしいスイカ君!
「割れるもんなら割ってみなっ。」今にも喋りだしそうなコミカルなこの表情。
ユニット職員の遊び心が光りますね。
棒は新聞紙を何十にも筒状に丸めて
ガムテープで強化した手作りです。
新聞紙を丸めるのも、利用者の皆様に手伝っていただきました。
「こんなのでスイカ、ちゃんと割れるかな~!?」
皆様心配しておられましたが、
大丈夫、強度は折り紙付きです。
さて……ご覧ください、K様のこの準備万端な身支度を!
手ぬぐい、半纏、団扇……たったそれだけですが、
一気に雰囲気が出ます。
スイカ、割りますよ~っ!
職員もお手伝いしながら、T様力一杯スイカに挑んでいかれます。
「よいしょ、よいしょ~っ!」
「頑張れ、頑張れTさ~んっ。」
見つめてくるスイカに、皆さん大笑い。
「駄目だ~。可愛すぎて割れない‼」
お次はA様! そ~れそ~れっ。
「えい! やぁ! うふふふ、ホント可愛いわね。こっち見ないでちょうだいよ。」
E様、M様と次々に皆様挑んでいかれます。
「そりゃ~‼」
「えいっ。このっ! 結構硬いのね、割れないもんねぇ!」
ストレス解消もかねて、
順番で思いっきりスイカを叩いてもらいました。
ひびが入ったスイカ、
最後には職員も参加し、見事に割れました。
「う~ん、この赤が夏らしいわねぇ!」
「今みたいに甘いもののない時代にね、
塩かけて食べたら、まぁ美味しかったよね。井戸で冷やして。」
「キュウリもトマトも畑でとったらそのままかじっておやつだったね。」
「この白いところも漬物で食べられるんだよ。」
皆様の楽しげな思い出話をききながら、
職員がサクサクいい音を立ててスイカを切ってきます。
ユニット中に広がる瑞々しい甘い匂い!
――お味の方はいかがでしょうか?
「甘い! 美味しいねぇ‼」
「塩、いらないねぇ。甘いねぇ!」
皆さん豪快にかぶりついていました!
とろみの必要な方には、ミキサーでジュースにしてちょっぴり味見。
シャリシャリした食感も、夏の風物詩ですね。
軒下の涼やかな風鈴の音。
ちょっとむっとした夏の風。
縁側の枝豆とビール。
夕立ち。
うるさいくらいの蝉時雨。
薄闇の夏祭りのざわめき。
――夏を思い出させるようなものって何があるかと訊ねられれば、
たくさんあるのでしょうが、
施設の生活の中ではちょっと手が届きそうにないものも多かったりして。
だからこんなひと時が、
皆さんの心に夏を思い出させてくれるように、
願いを込めて。
来年も元気に、またみんなで一緒に夏を楽しめるように、
心を込めて。。。
「スイカ、おかわりありますよ~っ!」
3EFの夏は、まだ始まったばかりです!