広報・イベント委員会の主催する「手仕事倶楽部」、
10月はリース作りです!
ちょっと季節を先取りですが、
その分長くお部屋に飾って楽しめますね。
材料は、施設中からかき集めたリボンや古布のはぎれ、
それに、相談員T職員が、
秋月の近所の農家で分けて頂いたサツマイモの弦と、
これまた近所の公園で拾ってきたマツボックリを
ゴールド・シルバーに色付けしてモールで括ったもの。
サツマイモの弦で作った土台に、
思いおもいにリボンやはぎれを結んだり、
まつぼっくりをねじってとめていきます。
「お芋の弦なんて、昔は立派な食材だったけどねぇ!」とE様。
「力が入らなくてうまく結べないわ…。」と悩ましげなI様、
匂坂フロアリーダーがすぐにサポートに駆けつけます。
「どのリボンがいいかしら…色々あって迷っちゃうわ…」
「これと、これなんかどうですか? 色合いがキレイですよ。」
事務職員Tや職員Kも、寄り添ってアドバイス。
皆様真剣な表情で取り組まれていきます!
「これをこうやったらリボンみたい…どう?」
モールではぎれの中央をねじり、
可愛いリボンを作って飾って下さったのはW様。
黙々と、淡々と、
でも規則正しい配色でリース作りを進めていかれるのはF様。
「Kさん、手先が器用ですね。」
「そうよ、麻雀も強いのよ。なーんてね、ははは!」
K様と職員S、談笑しながらさくさくとリース作りを進めていかれます。
一方T様、
「もう100歳だからね、小さい作業は難しいけど…。」と仰りながら、
凄い集中力で小さなはぎれも器用に結んでいきます。
さて、完成です!
「これ、私が作ったのかしら!」とW様。
はぎれがたくさん結ばれて、とても豪華な仕上がりに
ご自身でもびっくりされたようです。
K様はVサイン!
満足のいく出来栄えだったようですね。
K様・O様も可愛らしい作品ができ上がりました。
「私とリースとどっちが可愛いかしら!?」
そりゃあもちろん、K様ですよ!
「いやぁだ、ウフフフ!」
T様も満面の笑みです。
「100歳だからね、手が震えたけど手伝ってもらってなんとかできたよ。
ありがと、ありがと!」
100歳の方がこしらえたリースときくと、
なんだかありがたみが増しますね!
N様も、リボンとはぎれとまつぼっくりがバランスよく並び、
素敵な仕上がりでした。
「うちの(夫)や子どもたちに見せようかな。」
同じユニットのK様・F様・I様、
3人で楽しくお喋りしながら可愛い作品を作りあげられました。
ユニットに戻ってからも、
お互いの作品の見せ合いっこをしながら
暫くおしゃべりが盛り上がったとのこと。
楽しいクリスマスがくるといいですね!
何をしようかな? どんなことができるかな? と、
毎回作品づくりのアイデアに頭を悩ませますが……、
今回も素朴な作品ができ上がりました。
「色を選びながら」「結ぶ・結わえる」という作業は、
目と指先を万遍なく使います。
皆でワイワイとお喋りをしながらの賑やかな手仕事は、
皆様にとってもよい刺激となったことでしょう。
来月も楽しい「手仕事」をご紹介できますように!