普段はユニットでの入居者様の様子をお伝えする事が多いのですが、
今回は山河で働く職員たちのご紹介をしたいと思います。
山河では様々な職種が関わりながら、入居者様の生活をお支えしていますが
どんな職種がどのようなことをしているのか気になりますよね…?
多職種がどのようなことをしているのかご紹介していこうと思います!
第1弾は…
理学療法士のお仕事!
皆様ご存知とは思いますが改めて紹介いたします!山河では、現在2名の理学療法士が働いています。
各担当フロア
1~2F 真鍋祐汰
3~4F 富永有紀
と、なっております!
一般的に理学療法士と聞くと、病院などで専門的な器具を使いながら1~2時間時間を取って、しっかりリハビリをするイメージがあると思うのですが
山河は特別養護老人ホームですので、専門的な器具はありません。
全体で144名入居できる施設になるので、しっかり時間を取ってリハビリをする事もむずかしい…。
特養である山河ではどんなことをしているのか?
ほんの少しですがご紹介していこうと思います!!
①お食事のお手伝い
お食事のお手伝いと言いましたが、ただお食事の介助をしているわけではありません!
お食事を摂る時、理学療法士さんはこんなところに注意して介助しています
・姿勢
ご高齢の方は姿勢が整っていないとお食事が喉を上手く通らなかったり、肺に入ってしまう危険性もあるので、食事を上手く喉に送って、ちゃんと食道を通る良い姿勢で食べられているか見ています。
・飲み込む機能(嚥下機能)
山河の理学療法士は嚥下評価も担当している為、入居者様の飲み込む力がどの程度あるのか見て、その人に合った食事形態の提案をしています。
これらのことに注意しながら実際に食事介助をしたり、介護職員に対して適切な指導やアドバイスを行って、お食事がより美味しく食べられるように支援を行っています!
②ポジショニング
先ほどお食事の際に姿勢に気を配っているとお話ししましたが、お食事の時だけでなく、座っている時の姿勢や、寝ているときの姿勢も見ています。
床ずれが出来てしまわないような工夫したり、その方がどんな姿勢なのかお身体の状況を見て、様々な課題を抱えた高齢者の身体の事を考え、良い座り方や安楽な寝方を提案させて頂いています!
③自主的なリハビリの支援
山河では専門的な器具を使ったリハビリができない事はお伝えしましたが、その代わりに、生活の中でできるリハビリを提案させて頂いています。
例えば…居室から食堂まで歩いていくことで、足の筋力を維持しましょう!といった事です。
希望があった方には、お一人でもできるリハビリの資料を作成し自主トレーニングをしてもらったり、時間が取れる時は、自主トレーニングに付き添う事もあります!
「できる限りで良いから、できることをやって足の筋力を維持したい」
そんなN様の声にお応えして…
とある日のおやつ前の10分間。ユニットから反対のユニットまで、歩行器を使って歩く訓練を行っているところに密着させて頂きました!
『歩くときに気を付ける事は、背筋を伸ばして姿勢を正す事です。でも意識しすぎてしまうと、腰を痛める原因になってしまうので、今の姿勢のまま歩く事を意識するといいですね』
カメラがあって緊張気味なN様に、優しく声を掛ける富永さん。そんな声掛けのおかげか、とてもリラックスした表情でリハビリに取り組まれていました!
理学療法士のお仕事についてのお話でしたが雰囲気だけでも感じて頂けましたでしょうか?
今回は3つの業務についてお伝えしましたが、理学療法士の業務はまだまだ、たくさんあります!
またの機会にお伝えできればな~と思いますっ
ご家族様のお身体や嚥下機能の事で、何か気になる事があれば、ぜひ理学療法士の二人に声を掛けてください!!
次回は管理栄養士のお仕事についてお伝えできたら~と考えています!
更新をお楽しみに!!