11月の吉日、職員Mさんのお知り合いだという
芸達者なボランティアの一団が秋月に遊びにきてくれました!
もともとは学校の先生をされていたと話される
「まさちゃん・としちゃんと仲間たち」の皆様。
さすがは教壇に立っていただけあり、
トークも軽快です!
冗談も交えながら、皆様の気持ちをぐっと引き込んでいきました。
「とびちゃん!」「ようこちゃん!」と、
愛称で呼び合うメンバーの皆様。
とても仲がよく、和気藹々とした楽しそうな雰囲気がよく伝わってきます。
まずは「銭太鼓」。
あまり見たことがないものに思えましたが、
実はこちら、出雲の辺りの伝統芸能だそうで、
紐解いていくと結構歴史ある由緒正しきものだそうです。
釘の入った筒をきれいに飾り、
両端に房をつけてあるものでしたが、
幾つか入居者の皆様にもお渡しし、鳴らして頂きました。
「結構重たいねぇ!」
「これを振るの?」
皆様興味津々です。
花笠音頭や東京音頭等、なじみ深い曲に合わせ、
筒を持ちかえたり、回したり、投げてキャッチしたり…。
「初めて、一度も落とさずに曲を終えられました!」
とのご報告に、皆様大笑いしながら拍手して下さいました。
続いてはオカリナ、そして「黒田節」の民謡披露。
口笛も達者な「まさちゃん」、
オカリナでも自由自在に曲を奏でて下さいました。
「歌はないんだけど、皆これ知ってらっしゃるでしょ?」
と吹いて下さったのは
「得賞歌」!
運動会の表彰などで誰しも聞いたことのある旋律です。
「懐かしいねぇ~。」と皆様ニッコリしておられました。
「ようこちゃん」の黒田節も、
皆様よく知っている曲なので、
一緒に歌って下さり大いに盛り上がりました。
そしてオオトリは…
本日の目玉、南京玉簾!!
軽快なお囃子に乗せ、皆様も手拍子で応援致します。
「あ、さて♪ さて♪ さて さて さて♪」
東京タワーになったり、
5月の節句のこいのぼり、釣竿、縁起のいい伊勢海老のひげ…変幻自在な玉すだれ。
一つ何かでき上がるたびに、笑い声と大きな拍手が起こりました。
最後は「としちゃん」の口笛、聖者の行進で元気よくご退場!
入居者の方の間を練り歩きながら、大きな拍手を受けて帰っていかれました。
一人ひとり握手して頂いたり、声を掛けて頂いたり…、
あたたかく交流して頂きました。
お帰りになるご入居者様に、職員Mさんも
「今度はスタッフとしてお邪魔しますね!」と声を掛けて下さいました。
「あら~!? あなただったの!」と皆様もびっくり。
秋月での余暇活動、職員の皆様にも色々な方面で支えられています。
またお待ちしています!