いよいよやってきた11月末の日曜日――
それはかねてより広報・イベント委員会が企画し、
準備を進めていた秋月祭の日でした。
1CD職員 K職員手作りのポスターです!
今年は、ボランティアさんを4団体お招きしました。
地域のボランティアさんたちが来て下さることは日常にもよくありますが、
4団体もの方々に一度に秋月にいらして頂くのは初めての試みです。
しかも、今回の秋月祭では、
ボランティアさんに各ユニットを周って頂くスタイル。
方々周って頂くとなれば、
1つのユニットでは15分程の公演が精一杯。
それでも同じ内容の公演を5回以上…。
色々な団体さんに声を掛けましたが、
出演交渉も難航致しました。
そんな中、いらっしゃって下さったのがこの方々です!
①阿波踊り ぽんぽこ連 様
練馬北町商店街で活躍されている連で、
本場 徳島や、高円寺の阿波踊りなどにも参加されているのだとか。
さわらび会の法人本部は徳島ですから、
阿波踊りも所縁の深いものということになるのでしょうか!?
ぽんぽこ連様には、なんと一日がかりの10回公演(!!)を
快くお引き受け頂きました。
本当に有難うございます!
男踊り、女踊り、お子様もいらっしゃり、鳴り物の方がいらっしゃり…
30名ほどの踊りは圧巻です!
賑やかな鳴物に、皆様大喜び。
踊りを真似して手をひらひらと泳がせる方、
にこにこしながら手拍子を送る方、じっと見入る方…
間近に見る阿波踊り、見ごたえがありました。
最後は職員や、踊りに参加できそうな入居者様も加わって…
笑顔いっぱいの賑やかなひと時となりました。
②和太鼓 上久保むつみ太鼓 様
地元 氷川神社のお祭りからのご縁で
お招きさせて頂いたボランティアさんです。
大迫力の太鼓の音に、ユニットの天井のガラスがビリビリと振動!
「大きい音ねぇ~!」
秋月最高齢、
A様の耳にもしっかりと太鼓の音は響いていたようでした。
真剣に聴き入るI様の目には、きらりと光るものが!
もともとは豊穣を願い、神様への感謝を込めて奉納されていたものです。
大きく響くリズムは、確かに聴く人を敬虔な気持ちにさせました。
I様だけではありません、
自然と涙があふれた方は多くいらっしゃったようでした。
③ゴスペル サウンドヒール
秋月ではすっかりお馴染み、いつも凝った演出で皆様を楽しませ、
天使の歌声を披露して下さいます。
12/23 15:00~ 関区民センターで
コンサート(無料)を予定されているのだとか!
「星メドレー」「四季の歌」「クリスマスこんにちは」…
童謡や懐かしい曲を織り交ぜた3つのメドレーを、
ユーモアたっぷりの演出でご披露いただきました。
F様は親子で鑑賞! 懐かしい曲の数々にうるうるされていました。
S様は「われは海の子」で、朗々と熱唱!
ユニット職員もびっくりするほどの第声量を披露して下さいました。
サウンドヒールの皆様にいらっしゃって頂く
きっかけを下さったのがI様の奥様。
皆様の前でご紹介させて頂くと、恥ずかしそうに照れていました。
その前列にいらしたI様、
「100才だから耳がよく聴こえないのよ。」と言いながら、
歌に合わせ、一生懸命指揮を執って下さっていました。
1CDユニットでは、M様やY様が、
美しい声で合唱に参加。
「茶摘み」の歌ではサウンドヒールの皆様が皆様の近くに赴き、
歌いながら利用者様と手遊びをして下さったのですが、
リズムよく手を合わせて楽しんでいらっしゃいました。
④ネイルアート&メイクアップ マキノ祭典
ネイルアーティストやスタイリスト、カメラマン等プロの方をお招きし、
ご入居されている皆様にご体験頂きました。
今回が初めての試みでしたが、
マキノ祭典さんのご協力で、今回に限り施術は無料。
ネイルアートは3ABユニットにて、
メイクアップは2ABユニットにて
行われました。
ネイルは、ほんのり一人ひとり違うピンク色です。
「私は桜色にしたわ。」
「私は薄桃色にしてもらいました。」
皆様嬉しそうにご自身の手を眺めていました。
一方、メイクアップは朝から大忙しです。
「せっかくの機会だから、着るものもよそゆきにしよう!」
職員も大いにはり切って協力してくれました。
メイク、ヘアメイク、写真撮影…と、
お一人あたり30分ほどかけてご案内致しました。
中にはご家族が立ち会って下さった方も。
いつもとは違った…失礼しました、
いつも以上に皆様の美しさが際立ち、
職員もはっとさせられました。
皆様の方でも、女性らしく美しく装ったことで、
いつもより笑顔が多くなり、
嬉しそうにご家族や職員と会話されていたように感じられました。
いくつになっても、装いって大切ですね。
⑤ 秋月祭 御膳
昼食は勿論、お膳。
皆様が楽しみにされていたお刺身は鯛と鮪、
すまし汁・デザートのゼリーもついて…
皆様からもご好評いただきました。
ちなみに、おやつにも手作りクレープが振舞われ、
ちょっぴり豪華でした。
ということで、28年度の秋月祭も、
ボランティアの方々、ご入居の皆様やご家族様、
職員の皆様のご協力のお陰様で、大団円の幕引きと相成りました。
楽しい思い出を、これからもたくさん作って頂けますように!
広報・イベント委員会、まだまだ頑張ります!