2月4日(土)、かねてから交流のある上石神井中学校から、
演劇部の皆様がいらっしゃって下さいました。
「皆さま、今日は存分にお楽しみ下さい。」
さすがは演劇部、部長さんが朗々とご挨拶して下さいました。
部員さん5名程度と、顧問の先生、外部講師の先生、
それに何名か父兄の方も見えられました。
今回のために、手製のチラシもご持参下さいました。
ありがとうございます!
演目は、滝平二郎の挿絵が印象的な「花さき山」「もちもちの木」、
そして小泉八雲の「怪談」から、
「おしどり」「むじな」の4作品です。
会場にはたくさんの方が見えられました。
さぁ、朗読が始ます!
集まって下さったご入居の皆様も、
じっと耳を澄ませます。
生徒さんの一生懸命な朗読を、
皆様頷きながら、あるいは真剣なまなざしで見つめています。
ご家族が一緒に鑑賞されている方も多くいらっしゃいました。
「なんだか観劇デートみたいよ。」
S様の奥様は、照れくさそうに仰って下さいました。
スペース的に、声が十分届くだろう、と
マイクを使わずに生の声で朗読して頂きました。
お耳の遠い方もいらっしゃいましたが、
「口元の動きが大きいから、
なんとなく内容がわかるような気がするわ。」と仰って下さる方も。
最後に、前列にいらしたショートステイの皆様が
一言ずつ感想を仰って下さいました。
「昔はよく観劇に出掛けたけど、
年をとると中々出掛けられないから、
こんな機会を頂けて嬉しかったです。」
「皆さん中学生ですってね。
若い時に、こうやって実際に自分の足でこういうところに出掛けて、
誰かの役に立とうとするその志が素晴らしいわ。」
「子どもや孫を思い出しました。
皆さんお勉強も大変な時期でしょうに、よく頑張っていらっしゃるわ。」
ご入居者のF様も、歓迎と感謝を込めてご挨拶して下さいました。
お忙しい中、貴重な機会を有難うございました!
上石神井中学校 演劇部の皆様、
ぜひまたいらっしゃって下さいね。