「山河」入居者様の日々のお楽しみ、その一つが「ご入浴」でございます。

「山河」に起きましては、基本的に週二回のご入浴、入居者様それぞれの身体状態に合わせた、「個浴」「中間浴」「機械浴」の3種類の入浴形態にて対応いたしいております。

必ず入浴前のバイタル測定実施、特変時の看護師への対応確認、理学療法士による入浴形態の評価の元、安心してご入浴頂けます。

今回は中でも「機械浴」についてご紹介いたします。

「機械浴」（特養山河では山河の湯、と呼称）は「寝たまま入れる」入浴であります。別称「ミスト浴」とも呼ばれ、機械浴・庫内、上下より入浴洗浄剤を含んだソープ・お湯が霧状に出る仕組み、立位や座位が難しくとも臥床（寝たまま）は入れる形状のお風呂です。「山河」におきましては、2階～4階の各階に一台ずつ、曜日ごとに振り分けてのご入浴となっております。

各ユニットに置かれましては、この機械浴にて入浴される入居者様の数はバラつきがありますが、介護職員２名対応、ご入浴者様１人に対し３０分のお時間を設けております。またご希望の方には、使い慣れた持ち込みのシャンプー・ボディソープ類の使用を、男性入浴者には使い捨て髭剃り等のご用意があります。衛生面には重々配慮、管理の元、ご入浴を楽しんで頂けます。

湯温・室温には最大の配慮を払っております。必ず入浴前には介助者による温度確認、また実際にご入浴される入居者様にも可能であれば確認していただいております。また入浴用ストレッチャー乗車時には、必ず両サイドに介助者が配置につき、常に目を離さず事故防止に努めております。

またご入浴時にも再度全身状態確認を行うとともに、特変があった際にはいち早く看護師へ連絡できる、連携体制が浴室・及び脱衣室内には整っております。

ご入浴後には、機械浴庫内の洗浄と浴室（床）の洗浄剤使用の清掃、オムツ類及び汚物は都度破棄し脱衣室・浴室の衛生管理に配慮をしております。

これからの時期は暑くなり、スキントラブルも多く見受けられるますので、職員一丸となり入居者様にご入浴を楽しんで頂くようお手伝いさせて頂いております。