先日は入居者様のリクエストを募り、一番希望の多かった「焼き芋」をしました!前に一度、焼き芋の食べ比べ(紅あずま・鳴門金時・シルクスイート・安納芋)をしたのですが、なかなかの好評でして、特に女性陣には「焼き芋」好きな方も多く、再度行う運びとなりました!
今回は食べ比べではなく千葉県産の「紅はるか」を使用。サツマイモの中では比較的新しい品種の様でして、千葉県・茨城県など関東近県で多く作られているです。今回は、千葉県香取市産、とあります。貯蔵することで甘みをますとの事で、千葉県内の主要なサツマイモ産地では「30日以上貯蔵ルール」を設けている様です。(千葉県のホームページより)
サイズも食べきるには手ごろサイズでして、みな手の平に乗るほどのサイズ。あまり大きいですと火の通りに時間を要すため、小さいサイズで調理もしやすいです。
今回もアルミホイルを巻き、トースターで調理してゆきます。アルミホイルを巻く作業も入居者様に手伝って頂き、心なしか皆さま笑顔。「昔は焚火の中に放り投げて食べたよね~~」「秋なんか神社の落ち葉集めて、みんな暖取りながら楽しかったねえ~~」と。都内ではまず焚火は見かけません。煙害なのでしょう、花火ですら住宅街では難しく、これも時代の流れでしょうか。
そんなお話をしながら予熱したトースターに「紅はるか」を並べてゆきます。しばらくすると、ふわりとサツマイモの皮が焼ける香りがフロアー一面に漂い始めます。「もういいかな!?」と箸を刺しつつ、火の通りを確認。
アツアツになった、アルミホイルで包まれた「紅はるか」、表面からは「蜜」があふれ出し、二つに割れば甘い芳醇な香りが。入居者様皆様「フハフハ」言いながら、「紅はるか」に舌つづみ!!美味しい物を食べられている時には、皆様方お話になられず、食べることに集中されているからか「無言」状態。
すっかりおやつの焼き芋を満喫されて、至福漂う昼下がり。「次は何を食べましょうか?」「初夏だし、、スイカ食べたいね」「夏になったら桃か、梨も捨てがたいねえ、、、」。
ここ数年のコロナ渦による閉そく感もありますが、入居者様には季節の移ろいを、3CDユニットとしても知って頂きたく「食」を通し、感じて頂けたならばと考えております。