少し前になりますが、3月の春分の日に、
「上石神井 琉球エイサー会」の皆様が
いらして下さいました!
3月末はまだ風も冷たく、
「早く春にならないかな…」と
桜の頼りを心待ちにしていたご入居者の皆様。
前回は、沖縄出身の入居者の方になんとか元気を出して頂きたい!と
こちらから無理をいっていらしていただきました。
今回は、事前にエイサー会の皆様で都合を合わせていただいたので、
ご参加頂ける人数も多く、
楽器・唄・踊りと益々賑やかなステージとなりました。
通路もステージに早変わり!
入居者の皆様にぐっと近付いての演舞は、迫力もあって大好評です。
太鼓の音は、お耳の遠い方にもずっしりと響いて聴こえます。
思わず一緒に手を動かし、
陽気に踊りだしたのは御年101才のI様です!
「手付きが本格的!」 「お上手ですよ~!」
職員からもエイサー会の皆様からも拍手とあたたかい声援が届き、
I様もにっこりご満悦。
エイサー会のアイドルも演舞に参加!
小さなお子様が一生懸命に披露してくれる太鼓に、
ご入居の皆様もついつい目じりが下がります。
「可愛いねぇ~!」
「上手、じょうず! 坊や、お嬢ちゃん、頑張って~!!」
子どもたちのステージは、いつでも大人気です。
沖縄の陽気な音楽に包まれ、
皆様すっかり南国気分です。
「沖縄だって。」
「昔、旅行したよ!ソーキ蕎麦、美味しかったなぁ。」
「ちゅら海水族館で、ジンベエザメを観たのよ。大きかったわぁ。」
元気な方々は、懐かしそうに思い出語りにも花が咲きます。
ステージも大いに盛り上がり、
なんとI様が招かれて壇上に立ちました!
観ている皆様も、
手や体を動かしながら楽しまれています。
沖縄民謡もしっとりと唄い上げて下さいました。
ほれぼれと聴き入ってしまいますね。
沖縄の言葉のことを「ウチナーグチ」というそうですが、
「なんくるないさ(大丈夫、何とかなるよ)」
「めんそーれ(いらっしゃい)」等、
少し前のNHKのドラマや、TVや映画等でも有名ですよね。
民謡の歌詞、わからないものも多かったけれど、
沖縄の土地と人々に脈々と受け継がれてきたのであろうあったかい雰囲気は
十分皆様にも伝わった様でした。
最後はまた、みんなで踊ってしめくくり!
エイサーは、楽器や唄、音楽もそうですが、
衣装の華やかさにも独特の雰囲気があり、
皆さんの目に楽しいひと時だったのではないかと思います。
ご準備いただく団体の皆様には頭が下がるばかりですが、
非日常のひと時を目をキラキラさせながら楽しんでいらっしゃる入居者様を見ると、
またいらしていただきたい!と思ってしまいます。
上石神井琉球エイサー会の皆様、
本当に有難うございました!!
また、いらして下さいね!