軽暑のひととき、ご家族様・ご利用者様におかれましても、皆さまお健やかにお過ごしのことと存じます。

さて、山河ショートステイでは先日、ケンタッキーフライドチキンを皆さまに食べて頂きました。実は2回目の実施となる運び、前回ご好評にて再度「食」のレクリエーションとして実施致しました。高井戸駅の隣、浜田山駅前店がグランドオープンして、数か月。より身近になり、今後の買い出し・注文も容易い環境に、、、。

実は、ケンタッキー・フライド・チキンの東京1号店は東京・青山店、1972年5月とあります。実はショートステイのブログ担当である私、以前ここでバイトをしていたことがあります。現在は青山店は閉店、北青山店として営業を行なっている様でして、、個人的にも懐かしい思い出です。、、因みに日本上陸は1970年の大阪万博での出店が日本初進出、大阪の店舗が日本一号店の様です。

日本に初出店した当時、1970年（昭和45年）日本は高度成長期の真っただ中。ご利用者さまも子育てやお仕事に勤しまれていた頃。そんな当時をリアルタイムに象徴する食、それが「ケンタッキー・フライドチキン」。意外にも昭和一桁世代、いわゆる戦中派と言われる方の中にも、メリケンことアメリカ食に初めて触れて、その味の虜になられた方が多く見受けられます。（団塊世代の方にはコカ・コーラ好きの方が多い事もしかり）私の祖母も、ケンタッキー・フライド・チキンは大好きでした、、、。

今回は20Pとポテトを用意、個々の食事形態に合わせて、フライドチキンの部位を選別。中には骨が多い箇所もあるので、注意しながら振り分けてゆきます。

最も骨がなく、ボリュームのある部位は（キール）胸肉です。ですが１羽から１つしかありません、、、。続いて（サイ）腰、（ウイング）羽、（リブ）あばらの部位、（ドラム）足、といずれも２つずつの構成、一羽から計９パーツの部位で構成されております。、、中でも食べやすい（ドラム）足は皆さん欲しがる部位、キールに関しては胸肉でありヘルシー、かつボリュームがあります。

早速取り分けていると「ああ～～、いい匂いだ」と昼食前もあり周囲から溜息、吐息が(笑)パーティーバーレルに収められたチキンと共にパシャリ。「すご～～い、こんなにあるんだ！」「私にもくれる！？」と。今回ご利用中の方には全員行き届くよう、食べて頂いております。

中でも99歳のT様、黙々とお箸を使い細かく裂かれ、器用にケンタッキーを嗜まれておりました、、。長生きの秘訣は「出されたものは何でも食べる事」「お肉も魚も大好き」との事。またI様はチキンの油で手が汚れることも気にされず、豪快にガブリ！「おいしいね～～」と満面の笑みでありました。

「食べたいけど、なかなか買いに行く機会がない」とお話になられるご利用者様もおられ、今回レクリエーション担当した職員も、その喜ばしい表情に幸せを頂きました！！ご用意したケンタッキーも完食、、「今日、ケンタッキーにしない！？」ご利用者様・職員一同すっかりケンタッキーの虜になったのでありました、、、。さてショートステイ・今後のレクリエーションは、、、！？乞うご期待です。