秋月のブログ

施設のブログ:秋月

2017/07/15

7月のフラワーアレンジメント  七夕をイメージした「フトイ」と「スモークツリー」

7/6(木)、毎度お馴染み、

大澤先生の7月のフラワーアレンジメントが開催されました。

明日は七夕、ということで、この日の作品のテーマも「七夕」!

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色とりどりの短冊や星空をイメージさせる器と、

夜空をイメージした深い青の器の2種類の花器をご用意頂きました。

まずは先生からの説明です。

「竹は活け花では花材になりますが、切るのも硬いし、

今回は扱いやすい『フトイ』を用意しました。

煙のようなお花は『スモークツリー』といいます。

天の川のようなイメージで、

七夕の短冊や飾りは、最後に燃やして笹送りをしますね。」

皆様、先生のお話に真剣に耳を傾けられています。

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さぁ、実際に鋏を握って頂きましょう!

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入所して間もないH様、

職員A氏と相談しながら花材の丈と挿す位置を決め、

作り込んでいきます。

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S様は満面の笑み!

「お花はね、習っていたことがあるのよ。」

一度挿してみて、バランスを見ながら、

こっちの方がいい、これはダメ、と細やかに調整されていました。

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御年101才になられるT様、ご家族が居室にいつも生花を欠かさずにご持参下さっています。

「真ん中は、背の高い感じにしよう。」

豪快にフトイをど真ん中に活けられ、

シンボルツリーとされていました。

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T様は、花材の足元の大きなガーベラが、ぱっと目を惹く仕上がりとなりました。

「あたしはお花なんかやったことないからねぇ! でも綺麗だね。」

ピンク色の大輪のガーベラ、

なんだかT様の笑顔に雰囲気とよく似ています。

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「これ、ススキみたいねぇ。フワフワして手触りがいいわ。」

Y様は慣れた手つきで花材と鋏を扱っていきます。

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N様はカーネーションを高い位置に挿され、

全体の印象が明るい仕上がりとなりました。

掛ったままになっていたガーベラのカバーを職員A氏が外すと、

「有難う。ビニールが外れてお花が咲くと、また一段と華やかになるね。」と喜ばれていました。

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お元気な頃からお花が大好きだったというS様も、嬉しそうにでき上がった作品を眺めています。

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同じユニットで、並んだお席で作品を仕上げられたF様とM様!

「なにがなんだか。」と仰りながら、

職員や講師の先生が花材を渡すと目がキラキラと輝き出します。

 

N様、さすがの仕上がりです!

お花が流れるようにスマートに配置され、

信澤さんらしく仕上がりましたね、と話し掛けると、

「そう? でも背の高い感じだね。」と満足そうに作品を眺められていました。

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生花に触れ、生きた緑の香りを嗅いだり、

やわらかい花びらをご自身の掌に感じたりすると、

皆様の目がいきいきと輝き、

試行錯誤したり、お花の美しさ・フラワーアレンジメントの楽しさに微笑んだり…

いつもよりも「その人らしい」瞬間を引き出してくれるフラワーアレンジメント。

職員も毎回楽しみにしています。

 

大澤先生、いつも有難うございます!